DX時代の図書館と児童ヤングアダルトサービス

2022-07-25 14:59 | by 村上 |


 国際子ども図書館のHPに、米国における学校教育のデジタル化の現状と日本の図書館に期待されること」と題して、アメリカ在住のジャーナリスト菅谷明子氏と、東洋英和女学院大学教授 金沢みどり氏の対談が掲載されました。対談をされた金沢先生から、以下の文章をいただきました。ぜひ多くの学校司書の皆さんに、見ていただきたいとのことです。



 本対談では、国立国会図書館国際子ども図書館の連続講演「DX時代の図書館と児童ヤングアダルトサービス」という総合テーマの一環として、「米国における学校教育のデジタル化の現状と日本の図書館に期待されること」というタイトルで、菅谷明子氏(在米ジャーナリスト、ハーバード大学財団理事)からお話をお伺いいたしました。米国の状況、特に社会全体のデジタルシフトによる図書館の役割の変化についてのお話は興味深いものです。また、米国では読書会が盛んに行われていて、オンライン読書会で国や地域を越えて交流があること、「本は踏み台」「本を読んでの感想は人それぞれ」など、一人ひとりの感性や個性を尊重しながら読書を楽しんでいる様子も伝わってきます。学校図書館で日々の職務に励まれている皆様にとりまして、本対談は応援メッセージになるように思います。是非ご視聴いただけましたら幸いに存じます。

(東洋英和女学院大学教授 金沢みどり)

 DX時代の図書館と児童ヤングアダルトサービス」にはこの他、筑波大学図書館情報メディア系教授 鈴木佳苗氏、軽井沢風越学園教諭 有山裕美子氏、専修大学教授 野口武悟氏の講演がアップされています。併せて、ご視聴ください。

  https://www.kodomo.go.jp/event/special/dxlecture.html

  (東京学芸大学附属世田谷中学校司書 村上恭子)

次の記事 前の記事