探究を支えるキュレーション・サイト TANE.info
2022-01-10 14:00 | by 村上 |
2021年夏、TANE.infoという探究を支えるキュレーション・サイトが立ち上がったのは、皆様すでにご存知でしょうか?キュレーションとは、必要な情報を収集した上で、みやすくまとめることを意味しています。TANE.infoは、”探究”に役立つ情報を集め、整理して配信するサイトなのです。 (TANEはThe Training of Thoughts and Autonomy Nurtures Everyone.を表し、「思考と自主自律のトレーニングがみんなを育てる」意味とあります。)
サイトの発起人の一人である立教大学教授の中村百合子氏に伺うと、「キュレーションと言う考え方が、アメリカの図書館関係者の間では鍵概念になってきていると思い、そのキーワードのもとで、探究に関わって、司書や教育者の役割を具体的に問い直してみたいと考えました。サイト開設の趣旨は、TANE.infoのABOUTに書きましたので、ぜひお読みください」とのことでした。
今後、教育学や学校図書館学の理論的な背景についても論じていきたいそうですが、まずは、いろいろな重要なテーマの記事を少しずつアップすることを優先しているそうです。執筆しているのは、図書館のスペシャリストや、探究の指導や研究に携わる教員・研究者の方々です。探究を支援する教員や司書にとって役立つ情報を発信するだけでなく、交流の場となることも目指しているそうです。
サイトの発起人の一人である立教大学教授の中村百合子氏に伺うと、「キュレーションと言う考え方が、アメリカの図書館関係者の間では鍵概念になってきていると思い、そのキーワードのもとで、探究に関わって、司書や教育者の役割を具体的に問い直してみたいと考えました。サイト開設の趣旨は、TANE.infoのABOUTに書きましたので、ぜひお読みください」とのことでした。
今後、教育学や学校図書館学の理論的な背景についても論じていきたいそうですが、まずは、いろいろな重要なテーマの記事を少しずつアップすることを優先しているそうです。執筆しているのは、図書館のスペシャリストや、探究の指導や研究に携わる教員・研究者の方々です。探究を支援する教員や司書にとって役立つ情報を発信するだけでなく、交流の場となることも目指しているそうです。
執筆者のおひとり、南山大学の浅石卓真先生による【連載】学校図書館による「探究」の支援に向けて の最新記事(2021.12.23)では、学校図書館による資料提供の実際 と題して、「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」の、2017年8月23日までの279事例を例にとって論じています。
運営する私たちには、なかなか手が届かない部分を検証していただけるのは、とてもありがたいことです。そこで、浅石先生にも、コメントをお願いしてみました。以下がいただいたコメントです。
学校図書館活用データベースもTANE.infoも、学校や図書館の関係者に有用な情報を発信するプラットフォームです。今回TANE.infoで学校図書館活用データベースを紹介したように、それぞれのプラットフォーム上の情報が相互に紹介されることで、より活発な情報共有がなされることを願っています。
ぜひ、日々の仕事にお役立てください。
東京学芸大学附属世田谷中学校 村上恭子