BookReachー只今、実証実験中!
2023-05-09 14:00 | by 村上 |
BookReachとは、教科書単元と関連するNDCの図書を学校図書館蔵書から検索・閲覧できるシステムです。南山大学准教授・浅石卓真氏、東京大学講師・宮田玲氏、奈良先端科学技術大学院大学助教・矢田竣太郎氏の3人が、東京大学在学時の2015年より、研究・開発を始め、現在に至っています。Project BookReach
「授業で本を使いたいが、本校でどんな本が使えるかわからない」「先生に頼まれて図書リストを作っているが、授業内容がよくわからない」といった悩みを持つ経験の浅い学校司書さんに役立つシステムの構築をめざし、開発は始まりました。しかし、現在は、児童・生徒、教員、学校司書と幅広い利用者を想定して開発を続けています。
「授業で本を使いたいが、本校でどんな本が使えるかわからない」「先生に頼まれて図書リストを作っているが、授業内容がよくわからない」といった悩みを持つ経験の浅い学校司書さんに役立つシステムの構築をめざし、開発は始まりました。しかし、現在は、児童・生徒、教員、学校司書と幅広い利用者を想定して開発を続けています。
東京学芸大学附属学校司書部会も、データベースにアップされた実践事例や、各校の蔵書データの提供、現場の声などを伝えることで、実証実験に協力しています。
現在、 小学校 東京書籍『新しい理科』小3~小6
『新しい社会』小5、小6
中学校 東京書籍『新しい科学1』『新しい科学2』『新しい科学2』
『新しい地理』『新しい歴史』『新しい公民』
の単元に関連した書籍を蔵書から見つけることができます。
年内には小中学校の全教科・全出版社の教科書に対応させ、公開する予定です。自館の蔵書データをBookReachに登録すれば、自館の蔵書を対象とした教材検索が可能になります。ぜひ、アクセスしてみてください。
(東京学芸大学附属世田谷中学校司書 村上恭子)