研修・発信部門の概要
研修・発信部門は,育成部門と評価部門で得られたさまざまな成果を,国内外に広く発信し,学校教育に活用していただくことを目的に活動しています。成果とは,コンピテンシーを育成するための授業を組み立てるのに必要ないろいろな情報(指導案,教材,映像,発問,活動内容,インタビュー結果,自己評価結果など),目的とする授業を検索するためのCMCDデータベース(現在はPDCoBaLの名称で公開中),コンピテンシー評価の方法,Agencyの考え方などです。また,発信の手段は,動画配信システム21CoDOMoSを中心に,Home Page,成果シンポジウム,研修会や講演会,報告書などで,ほとんどの情報は日本語と英語とで発信していきます。
特に,発信として重視しているのが,教育委員会や教育研修センター主体の教員研修で,研修のコンテンツとしてコンピテンシー育成のあり方をどのように体系化・教材化するのが有効なのかを,実践を通して提言していきます。また,初任の教員よりも前の段階の研修は,教員養成の中での授業に他なりません。授業を通じて学生にどのように伝えるのかも提言していきます。