今月の学校図書館


2022/09/02

東京学芸大学附属高等学校

Tweet ThisSend to Facebook | by 岡田(主担)
 今回は附属高等学校図書館の様子を「悩み」を通してお伝えします。
「なんかモヤモヤする〜」を共有して一緒に考えたり、周りへの提案の際の参考にしていただけたら幸いです。
悩みその1
オーバーブッキング

本校の学校図書館は授業との協働を目指しています。
レポート作成、グループ討論、プレゼンテーション準備と例年、各学期末には特に図書館使用授業が重なることが増えます。
「予約は先着順」と職員会議ではお伝えしていますが、教員間でのオーバーブッキングがおこります。

図書館授業の様子


これは、学校図書館でよくあることではないでしょうか。教員が図書館を使用したい時期が行事、テスト、授業習熟度と考慮されますと、どの教科も使用時期が同じ頃になるからです。
今年度から校務支援システム BLENDを導入し、図書館の施設予約管理を可視化することにしました。
このシステムの使い勝手の良い点は気軽に予約できて、気軽に予約の取り消しができるところです。
案外教員は他に使用する他教科の教員に遠慮しているケースがよくあります。
(例 使うかどうか迷っているうちに先を越されてしまう)
一番のポイントは気軽な点だと思っています。
毎日新聞(2022/8/28) 「学校業務デジタル化」として文部科学省が公立小中の学校教員の働き方改革を進めるために校務システムの導入する方針を決めたとの記事がありました。 
こんなシステムがあることを事前に知っておくことで、皆さんの学校がシステムを導入する際に「図書館も入れてください」と言いやすいのではないでしょうか。導入初期に一緒にシステムに入ることが、職員会議で忘れられがちな学校図書館のデジタル化のポイントだと思います。
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