これからの未来について考えてみよう!

2013-06-19 11:05 | by 岡島(主担) |

『これからどうする未来のつくり方』 岩波書店編集部 岩波書店

さまざまな分野で活躍している各界著名人228名に「これからどうする」か考え提案したものが掲載されています。たとえば、憲法改正、・いじめ・教育・人工生命・アベノミクス・日中関係文化から多様な問題提起がされています。
中三では、
 
持続可能な社会についてのレポートを社会で書くのに、自分のテーマをさがすきっかけになる本です。一人あたり、3ページと短いので自分が気になったところから読むことができます。
たとえば、こどもたちとともにつくる学校づくり、新しい社会作りをするパートナーとすると考えた尾木直樹さん、国際社会について書かれた緒方貞子さんなど。緒方さんことばですが、「今私たちがすべきことは、自分たちの立ち位置を現実に即して認識し、どこへ向かって進んでいくべきか、どのような社会を目指すのかについてはっきりとしたヴィジョンを持つこと」と書かれています。
 
多様な内容、いろいろな切り口で書かれているので、子どもたちも大人も知ることが大切であり、自分のヴィジョンを深く考える本です。
(東京学芸大学附属竹早小中学校司書 岡島玲子)


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