科学あそびに役立つ1冊

2015-09-16 14:04 | by 村上 |

『動く!光る!変化する!小学生の工作65』 ガリレオ工房 長岡書店 2008

  ちょっと古い本なので、もう古本ではないと手に入らないかもしれませんが、「科学あそび」には使える1冊です。実は、今年度、この本を作っているガリレオ工房の方においでいただき、図書委員と一緒に科学おもちゃの作成を指導していただいています。
 秋の芸術発表会に外から来た小学生に遊んでもらおうと企画しているのですが、9月はこの本の中から、虹色コマをみんなで作りました。用意したものは、不要になったCD、ビー玉、カラーマジック、セロテープ、そしてこの本で紹介されている虹色コマの型紙。

 こういう作業は、性格が出るもので、とても丁寧に色を塗っている生徒もいれば、雑このうえない生徒も。指示通りの色を塗る生徒もいれば、独創的な色使いの生徒も。でも、回してしまうとどれもれぞれに綺麗です。

 不思議さでは群を抜いているのが、黒いマジックしかつかっていないのに、回すと色が出てくるという「ベンハムのコマ」です。作り方はネットでも紹介されています。

 ベンハムのコマ 

 簡単に作れる科学おもちゃと一緒に、そのしくみがわかる本も一緒に並べておけるのも、図書館ならではかもしれません。この日は、コマの本と錯視の本を紹介してもらいました。

(附属世田谷中学校 村上恭子)

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