こんな本がほしかった
2015-11-16 06:08 | by 岡島(主担) |
『小学生の考える力を伸ばす「国算社理」の1000冊』Kidsジャポニカブックリスト
白井 文子・小松田 和子・江橋 真弓・石故 祐介 著
小学館
「生きる力をつける」ための選書や授業を作る上で教諭や司書に役立つ一冊
コンパクトな本の中に情報がぎっしり詰まっています。7つの分野にわけて1000冊の本を紹介し、分野ごとに本を探すだけでなく、具体的なテーマで本を選ぶ助けになるアイコンがついています。ぜひ、手にとってみてください。
巻末には、書名索引、シリーズ名索引、人名索引もついています。
『きっずジャポニカ新版』で紹介する参考図書を現場のベテランの司書教諭が4人選んだ本です。有名な文学作品でどの本を選んだらいいか、親子で共有できる長く読み継がれいる本、原作の奥深さが味わえる本を選ばれています。
算数では、楽しめる本だけでなく、苦手意識の持つ子供が多い分数や小数、応用問題を解くコツが載っている本も紹介されており、社会、理科では、人間の持つ力の素晴らしさ、子どもたちが知りたいこと、興味や関心を深めてくれる本がまとめられています。
(東京学芸大学附属竹早小中学校 司書 岡島玲子)