手紙を書いてみよう

2017-02-09 15:49 | by 吉岡(主担) |

1年生のこの時期、ぴったりの絵本です。
『もりのてがみ』 片山令子/著 片山健/絵 
2006年 福音館書店
寒い冬、女の子がリスやしっぽをふんずけてしまったトカゲやノウサギやもにの木に、春になったら遊ぼうという手紙を書いた。

この本の読み聞かせから、子どもたちに自分たちの身の回りの物に手紙を書くという活動を行った。
子ども達はそれぞれ、身近にある物にてがみを書きました。
それは、こんな風でした。














「なのはなさんへ  まえは水をどばーとかけてごめんなさい。だから、こんどからは いっぱいかけません。だからおともだちになってください。」
「きれいなはなをさかせたつばきさんへ。 つばきの木きれいだな といっていたおんなの子です。またあのきれいなはなびらを みせてください。たのしみです。」
「おたまじゃくしさんへ。  はじめてきたときにいけでみつけた ぼくです。おたまじゃくしさんは、げんきですか。おたまじゃくしさんも大きくなりましたか。ぼくはせいちょうしたら また いけであいましょう」
「ジャングルジムのまえの おおきなもみの木さまへ。 たいいくのときにあった わたしです。いつもみんなのことを みまもってくださって ありがとうございます。また、たいいくのときにあいましょう。」
「6がつぐらいに あったおおきいはねのとりさまへ。 わかんないけど つるとかいって、まちがっていたらごめんなさい。また6がつぐらいのときに うえのあかいこうていで まってるね。6がつぐらいにあなたを おいかけてたひとだよ。こんどあったら いっしょにあそんでね。」
etc.


東京学芸大学附属世田谷小学校    吉岡裕子

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