図書館で調べ学習をやってみよう!

2017-12-11 21:48 | by 金澤(主担) |

『こどもはハテナでぐんぐん育つ』調べ学習研究会「調之森」(編著)岩崎書店
 
 図書館を利用した調べ学習の実践を進めるために1999年に発足した調べ学習研究会「調之森」が、これまでに研究・実践してきた事例を紹介している本です。
 第1章「調べ学習について」では、そもそも調べ学習とはどういうことか?その目指しているものは何か?について解説しています。
 第2章「調べ学習の進め方」では、テーマの設定の仕方、資料の選び方や記録の仕方、まとめ方や発表の仕方について解説しています。
 第3章は、小学校、中学校、高校の国語、生活科、理科、総合など様々な教科での実践を紹介しています。
 そもそも調べるということは、生涯にわたって行われることです。第4章では、「生涯学習としての調べ学習」を紹介しています。
 そして、第5章で「調べ学習のこれから」についてまとめています。
 調べ学習が、どのような流れで行われているのかを知ることは、学校司書としてやらなければならないこと、やるべきことなどが見えてくると思います。また、学齢によって調べ学習がどのように行われていくかを知ることは、先の見通しを持つことができ、今やるべきことも見えてくると思います。
                  (附属世田谷小学校 司書 金澤磨樹子)

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