タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ

2020-03-13 14:53 | by 岡田(主担) |

 「司書さん、僕は会社を経営しています。名刺をどうぞ!」生徒からある日突然1枚の名刺をもらいました。今回はその生徒の本を紹介します。



『タネの未来 僕が15歳でタネの会社を企業したわけ』小林宙 2019 家の光協会

 名刺には「鶴頸種苗流通プロモーション 代表 小林宙」と書かれていました。
「タネの会社なの」「そうです、伝統野菜のタネを販売しています」
「そうね、タネは大きな企業が独占して案外欲しいものが手に入らないと聞いているわ」
そんな会話をしました。
めずらしい伝統野菜のタネを「販売」することで「守り」そして「みんなで食物を考える」ことに着目した小林くんです。
そんな小林社長が会社運営において心がけている3つのことがあるそうです。
1.品質管理を正確に行う 
2.情報を鵜呑みにせず自分の足で訪問する
3.高校生であることを売りにしない
この経営方針は私たち大人も心がける姿勢だと痛感します。
高校生活も楽しみながら気負わず、信念を持って行動する小林社長の本をぜひお読みください。 


               東京学芸大学附属高等学校 岡田和美

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