レポート・論文の書き方

2018-05-09 10:14 | by 渡辺(主担) |

 
 
 
  新学期になり、生徒たちはレポートや課題研究に取り組むための情報リテラシーの講義を受けます。おととしまでは各学年がそれぞれ独自の資料を使って説明をしていましたが、昨年度からは学校として「課題研究Guide」という冊子を作り、生徒全員に配布をして講義をおこなうようになりました。
 本校では現在日常的なレポート・課題の他に、SSH(スーパサーエンス・ハイスクール)とSGH(スーパーグローバル・ハイスクール)の研究に取り組む生徒がいます。このため、GuideブックにはSSHとSGHとしての研究倫理ガイドラインや執筆要綱も明記されています。
  メディアセンターではこのGuideブックで紹介されているレポートや論文の書き方、情報リテラシー関連の資料をとりまとめ、和書と洋書の書架にそれぞれ常設しています。
 

 洋書の書架では“How to Write Essay” として、和書と同様に文系論文の書き方、理系論文の書き方をそれぞれとりそろえています。以前は英語科にまとめられていた資料でしたが、メディアセンターに設置するほうが多様な生徒の目にとまるということからと集約されました。
 また、以前池袋の三省堂書店に掲示されていた「教養ってなんだろう?リベラルアーツの現在」という「学び」に役立つ書籍の展示を参考に、メディアセンターで所蔵している「読む」「聞く」「話す」「書く」「調べる」「考える」「創る」「究める」の8項目に関連する資料を紹介するボードをつくり、館内に掲示しています。
 
 「レポート・論文」コーナーには並べきれなかった「学び」に関する資料には、どのようなものがあるのか、生徒たちがこれを見てさらに参考にしてもらいたいと思います。


(東京学芸大学附属国際中等教育学校:渡邊 有理子)

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