11月のハッピーハロウィン(図書委員会の活動)

2019-11-12 16:28 | by 富澤(主担) |

 本校では、毎学期、各委員会でそれぞれの特色をだした「独自の活動」というものを行っています。

  10月の委員会の際に、2学期の図書委員会は「独自の活動」として「ハロウィン・キャンペーン」を行うことが決まりました。

 4年生から6年生まで、図書委員が全員12個、ハロウィンにちなんだ飾りを作成して、マルチメディア室を飾る計画です。「いつも来てくれる人を楽しませて、いつも来ない人を誘ってもらおう。みんなにマルチメディア室に来てもらおう」という目的も確認しました。

 しかし、飾り付け当日、子どもたちが持ってきた飾りの量を見ると、好きなように思い思いの場所に飾るには、部屋の規模に対して少ないように見受けられました。そこで、急いでホワイトボードを出してきてコーナーを作ることにし、ただ作ってきたものを飾るだけでなく「本も並べよう」と促しました。


 選ばれた本は、ハリー・ポッターシリーズや、魔女の宅急便シリーズなどの有名文学作品が中心になりましたが、『世界のおまつり』(アナベル・キンダスリー∥文/バーナバス・キンダスリー∥写真、ほるぷ出版)や、『体験取材!世界の国ぐに 2/アメリカ』(渡辺 一夫∥文・写真/松本 輝彦∥監修、ポプラ社)など、題名に魔女や幽霊、ハロウィンといった単語が登場しないノンフィクションも選ばれていたのには、驚きました。

   

それぞれ、pp.42-43(『世界のおまつり』)、pp.48-49(『体験取材!世界の国ぐに 2/アメリカ』)に、情報があります。

 コーナーができて1週間もしないうちに、ハロウィン当日は過ぎてしまいましたが、「せっかくの飾りと本を活かそう」ということで、コーナーの本を借りたら飾りがもらえる企画として継続中です。期間は、「飾りがなくなるまで」とのこと。まだしばらくハロウィン気分がつづきそうです。

(東京学芸大学附属大泉小学校司書 富澤 佳恵子)








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