芸術の秋

2019-09-09 15:08 | by 金澤(主担) |

 低学年版の「としょしんぶん」、中学年版の「としょ新聞」、高学年版の「図書新聞」を毎月発行しています。その新聞では、テーマを決めて本を紹介しています。その紹介した本を毎月この展示コーナーに置きます。写真下は、「芸術の秋」のテーマ本の紹介をしたものです。今回は、その中から1冊ずつ紹介します。

  
 低学年に紹介した本(一番下の段)は、
『クマの森のピアノ』ディビッド・リッチヒィールド(作)ポプラ社

 「クマのブラウンは、森でピアノを見つけました。毎日ピアノをさわっていました。素敵なメロディに 誘われてクマたちが聴きにくるようになりました。そして、ブラアウンは、大勢の人の前でピアノを弾くために森をでていきましたが・・・・」 

 中学年に紹介した(真ん中の段)は、

『きらめいてハッピージャズ』竹内もと代(作)国土社

 「5年生になって2か月。担任のヒロトンが「ほんものの賞賛」「ほんものの拍手」のためにバンドを組むと言い出した。クラス全員でジャズに挑戦することになった。目指すは、毎年開催される小学校音楽祭への参加。楽器を決め、パート練習を始めたが・・・・」


 

 高学年に紹介した(一番上の段)本は、
『時の扉をくぐり』甲田天(作)BL出版

 「佐吉は、浮世絵師の広重に弟子入りしていた。ある晩、庭に赤毛の男が現れた。それは、ゴッホだった。ゴッホは、浮世絵にあこがれ、習いたいとタイムスリップしてやって来たらしい。北斎にも会いたいということで、広重と佐吉は、ゴッホを連れて行くことにした。」


 読みたい本にしるしをつけたお便りを手にしながら、メディアルームにやって来る子がいます。そんな時は、お便りを出していてよかったなあと感じます。展示してある本から借りられていきます。紹介文もつけて展示しているので、選びやすいのでしょうね。
           

  (東京学芸大学附属世田谷小学校 司書 金澤磨樹子)



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