おはなし給食始まるよ!

2019-12-05 22:33 | by 金澤(主担) |

 毎年、11月は、栄養教諭と『おはなし給食』を行います。毎日1冊献立と関係のある本を紹介します。メディアルーム(学校図書館)にも紹介した本と食べ物が出てくる本を展示しました。
 みんなが通る階段にも栄養教諭が、給食の紹介と本の紹介を掲示してくれました。

 『かあちゃん取扱説明書』 いとうみく(作)童心社
                          給食の献立・・・ハンバーグ・デミソース
 かあちゃんの扱い方を考えよう。それさえうまくいったら、お小遣いもおやつもゲームの時間もぼくの好きなようにできるぞ!ぼくは、作戦を開始した。かあちゃんは、ほめると機嫌が良くなる。「とにかくほめてみよう!」大成功!夕飯は、特大ハンバーグにしてもらえた。この調子でうまくいくの?
 

『もりのおくのおちゃかいへ』みやこしあきこ(作)偕成社
 給食の献立・・・森のミニケーキ
 おばあちゃんに持って行くケーキをお父さんが忘れていった。女の子は、お父さんを追いかけた。あんまりあわてて転んでしまいケーキの箱はつぶれてしまった。お父さんだと思って追いかけて行ったら、クマだった!そこでは、動物たちのお茶会が開かれていた。女の子もお茶会に呼ばれたけど・・・おばあちゃんへのケーキはどうする?

 

『卒業うどん』服部千春(作)講談社
給食の献立・・・讃岐うどん

 3年生の達也は、いじめられて泣いていた。それを見つけた5年生の綾香と6年生の坂上。「ぼく、明日、四国の高松のおじいちゃん家へ遊びに行こうと思っているんだ。おいしいうどんを一緒に食べに行こう。」と坂上君が誘った。三人は、親に内緒でうどんを食べに行くことにした。おいしいうどんを食べるだけのつもりだったが…

 この期間中の給食準備の時間には、栄養教諭が本を持って各クラスに紹介して回ってくれていました。献立の話から本へ、本から給食へと話題が広がっていく企画でした。

            (東京学芸大学世田谷小学校 司書 金澤磨樹子)

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