第8回東京・学校図書館スタンプラリーに参加します!

2019-07-06 17:07 | by 村上 |

 今年も、東京・学校図書館スタンプラリーの時期がやってきました!
2012年にスタートしたこの企画も、今年で第8回を迎えます。当初は都立高校と私立学校が13校、それが回を重ねるごとに増え、昨年は国立筑波大学附属駒場中等教育学校が参加、そこで、今年は東京大学附属中等教育学校とともに、私の勤務校東京学芸大学附属世田谷中学校も参加を決めました。

 今年は都立学校 19校、私立学校 13校、国立学校 3校の計35校が参加しています。
スタンプラリーとは、学校の夏休み期間を利用し、中学・高校の学校図書館を一般に公開するイベントです。小・中学生とその保護者、高校生、教職員、図書館関係者、地域住民や学校図書館に関心を持っている人を対象に公開しています。期間は、7月15日から8月31日まで。学校図書館を訪問すると、最初の学校では、「小・中学生におすすめの本」の冊子がもらえます。この冊子の作成に私も協力しましたが、日頃から様々な本に触れている学校司書の推薦リストだけあって、魅力あるラインナップになっています。
2校目からは特製しおり、そして4校訪問すると、ブックカバーか特製しおりをプレゼント。さらに12校回ってスタンプを集めると、このスタンプラリーから誕生した『学校図書館の司書が選ぶ小中高生におすすめの本300冊』(東京・学校図書館スタンプラリー委員会編著 ぺりかん社 2017)がもらえます。


 参加校では、学校説明会に合わせて開催する学校もあれば、趣向をこらしたイベントをする学校もあります。特にイベントはせず、普段の学校図書館を見てもらいゆったり過ごしてもらう学校もあります。
 いずれも、専任の学校司書・司書教諭が常駐している学校図書館です。

 詳しくは、
東京・学校図書館スタンプラリーの公式HPをご覧ください!

 

 そして、初参加の附属世田谷中学校は…

 夏休みの部活期間の8月21日(水)、22日(木)の2日間、10時~15時までの時間帯でスタンプラリーを開催します。
 国立附属学校としては、けっして広い図書館ではありませんが、0類から9類まで様々な本がひしめく本校図書館にぜひ足を延ばしてください。
 両日とも、ささやかなイベントを企画しています。また、当サイトに関する資料や、特製グッズも用意しています。こんな狭い図書館で、いったいどんな授業をしているのかも、お伝えできたらと思っています。

  そして、この夏休み、私もぜひいくつかの学校図書館を見学に伺いたいと思っています。

 
 (東京学芸大学附属世田谷中学校司書 村上恭子)

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