日本教育大学協会研究集会 発表

2019-10-11 15:32 | by 岡田(主担) |

 日本教育大学協会研究集会(2019年10月5日)が岡山大学にて行われました。
学校図書館司書として東京学芸大学附属高等学校から発表を行いました。

発表テーマ「学校図書館を活用した防災授業づくりへの教育実習生の意識調査」
発表者   東京学芸大学附属高等学校 教諭 桑原智美
      東京学芸大学附属高等学校 司書 岡田和美
今回はその様子をお届けします。


東京学芸大学からきた実習生に「学校図書館を活用した防災授業づくり」についての意識調査を行いました。

発表内容は以下です。

      2019教大協研究集会_発表概要集(桑原智美).pdf

司書からは学校図書館を活用した防災授業の具体的な様子を最初に発表しました。


図書委員会活動
「東日本大震災復興支援 キハラ 笑顔をとどけるプロジェクト」参加の様子
震災関連の本を読み、意見や感想を被災地に直接届けます。



公開研究授業 「関東大震災」
事前学習での図書館授業の様子です。 
テーマは 1.地質的意味 2.時代 3.流言蜚語 4.家屋の現状、作り 5.町の作り
司書が配布したブックリストを基に、それぞれの課題の資料を的確に選びます。

本校では教科を横断した様々な視点による防災授業を行っています。
実習生のアンケートをみますと「防災は大切だが、自分の教科での防災授業は可能だと思わない」と率直に記入する実習生もいました。
確かに、防災授業を組み立てにくい教科もあると思います。
しかし、視点を変えて授業を考える力を今後の教員は求められています。
学校図書館として資料の充実をはかるとともに、教育実習生の授業支援を今後も行っていきます。

                (東京学芸大学附属高等学校 司書  岡田和美)

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