みんなで学ぼう!学校司書講座2019

2019-06-10 16:56 | by 岡島(主担) |

 学校図書館で働くみなさんは、勤務条件も異なり、新人からベテランまでさまざまですが、学校図書館専門職員としての学びは共通の土台作りのために必要です。夏休み色々な所で研修会が行われますが、今年度も東京学芸大学学校図書館運営委員会 司書部会として、学校司書のための研修を実施することになりました。 知りたかった電子書籍やレファレンスのノウハウ・生きる力を育む教育等すぐに役立つ内容です。
 みんなで学ぼう!学校図書館司書講座
日時  2019年7月29日(月).30日(火)
時間  10時から16時 受講者募集定員 40名 
場所  東京学芸大学附属世田谷小学校 メディアルーム
受講料   計4000円(両日参加、4講座受講を前提として募集しますが、一日のみの参加の場合は受講料が2000円となります。)
申込み方法  トップ画面、または下記のアドレスより申込みください。
https://ssl.formmailer.jp/fms/29d5f6be620528
 
研修内容
29日 
第1講【2-B 図書館情報資源概論  子どもの本・メディア論】講師専修大学教授 野口武悟先生  
電子書籍と電子図書館~これからの学校図書館を考えるために~
第2講【4-B 情報サービス論 利用者ガイダンス論】 講師 埼玉県立図書司書  長谷川優子氏 
書籍とデジタル情報を駆使したレファレンス

30日 
第3講【3-A教育方法論 3-B発達心理学】 講師 伊藤史織氏 
生きる力を育む教育
~東大ROCKET (異才発掘プロジェクト)の学びからの気づき・ひとりひとりの「探求」にとことんつきあう伊那小学校(生活 総合)
第4講 【3-B 発達心理学 4-B 情報サービス論】 講師 静岡県立こども病院医学図書室  塚田薫代氏 
学校図書館と医学情報をむすぶ「がん教育がスタートします。」
講師 伊藤史織氏の著書は
『異才!発見』~枠をとびだす子どもたち~岩波書店 2017他 
不登校や学校になじめないこどもひとりひとりにむかいあい、良さをひきだします。












塚田薫代氏はヘルスサイエンス情報専門員上級であり、読書情報リテラシー2018年8月のDBに掲載され、身体や病気のことを正しくしることが生きる礎になると話されています。
小学校保健でがん教育がスタートする前に、学校図書館としてできることはなにか探っていけたらいいと願っています。
http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/?page_id=45
今回のプログラムは今までの参加者のアンケートに基づき、講義をききたい内容を実施することにしました。
講座終了後は、今回の研修内容が学校司書講座として適していたのかを伺いたく、アンケートにご協力くださるようお願い致します。
(東京学芸大学附属竹早小中学校 司書 岡島玲子)
 現在岩波ホールで公開中の 「ニューヨーク公共図書館」フレデリック・ワイズマンのよるドキュメンタリー。210分の長い映画ですが、世界最大級の知の殿堂の舞台裏がわかり、図書館の未来について考える作品です。静岡・大阪・宮崎・京都・兵庫でも公開予定です。
図書館を場として、いろんな活動をしていることに驚き、日本社会を豊かにするヒントがつまっていました。多くの人に見てもらいたい作品です。
http://moviola.jp/nypl/

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