本校設置の目的
- 主として知的障害児を対象とし、就学前より卒業後にわたる生涯教育の観点に立って、幼稚部から高等部に至る教育の実践をめざす。
- 国立教員養成大学の附属機関として、大学教員や学生たちの研究・実践・実習の機関とする。特に、大学の特別支援科学講座および特別支援教育・教育臨床サポートセンターと緊密な連携を持って、主として知的障害児教育の実践的研究活動を行う。
- 参観や教育相談、研究、実験、教育実習などの面で、学外のニーズに対しても、便宜をはかる。
学校経営方針
- 日本国憲法および教育基本法の精神に則して、民主的で合理的な学校経営を志向する。
- 幼児、児童、生徒一人ひとりの心身の発達を促し、集団生活の力を身につけるとともに、可能なかぎり地域社会と交流し、社会参加をすすめる。
- 附属学校として研究機関の立場を自覚して、大学との連携を保ち、教育技術の向上と研究の充実をめざす。
- 子ども達のより良い環境改善のために、保護者、地域社会、さらに医療・福祉・労働等の諸機関との連携をはかる。
- 地域社会に対して専門分野で貢献するとともに、開かれた学校づくりを推進する。
教育目標
子ども一人ひとりが、自立と社会参加をめざして、
その個性・能力を調和的に高めていくための
主体的な行動力を身につける。
具体目標
- よく学び、よく考えて、ものごとを自分で選んだり決めたりすることができる。
- 心身ともに健康で明るい生活ができる。
- 自分のことを一人で行えるようになるとともに、必要な援助を適切に求めることができる。
- 他者のことも考えて、望ましい人間関係をつくることができる。
- 仕事の大切さを知り、ほこりをもって働くことができる。
- 個性や能力を発揮し、表現して、楽しく心豊かな生活をすることができる。