5年生 道徳「よりよく生きる」
2011-10-06 16:29 | by 吉岡(主担) |
5年1組は道徳の連続授業を行っています。
授業の中で、「生きる」をテーマにしたブックトークをしてほしいと依頼されました。
『生きる』 谷川俊太郎/著 角川SSコミュニケーションズ
この詩集を思いつきましたが・・・・。
昨年、「今の自分、これからの自分」というテーマで保健の学習に先立ち、『赤ちゃんのはなし』の読み聞かせを行っていたので、この本から始めました。
『赤ちゃんのはなし』
マリー・ホール・エッツ/作
福音館書店
もう一度、命のはじまりの話から、命のつながりの話を読みました。この絵本によると心臓の鼓動は、受精して4週目に入ったころには動き始めるそうです。
生きていることは心臓が動いていることですね。心臓の大きさは握りこぶしぐらいの大きさです。みんなそれぞれ握りこぶしを作って胸にあてていました。
この本に出ていたように、ラップの芯を胸にあてて友達同士で心臓の音を聞いてみました。
『きいてみようしんぞうのおと』
ポール・シャワーズ/作 ホリー・ケラー/絵
福音館書店
人にはいろいろな特徴を持った人がいます。
私たちはいろいろな人と一緒に生きています。
ともだちのまりちゃんは目が見えない。見えないってどんな感じかなあ。目をつむってみると・・・・。見えないってすごいんだね。あんなにたくさんきこえるんだものね。さのくんは耳が聞こえない。耳栓をはめてみたら・・・・。のようにつづきます。
『どんなかんじかなあ』 中山千夏/作 和田誠/絵
自由国民社
歳をとって、病気になって亡くなる。この本は病気でもう長くは生きられないと言われたおばあさんとの一年を可愛がられていたネコの目を通して語られています。最後まで生き生きと幸せそうに生きてきたおばあさんの写真絵本です。
「さよならエルマおばあさん』
大塚敦子/文・写真 小学館
東京学芸大学附属世田谷小学校 吉岡裕子