医学えほん
2010-10-05 08:46 | by 村上 |
このコーナーでは、学校司書の目から、授業に使えそう!と思って購入した本を紹介していく予定です。
中学校では、保健体育で感染症について学びます。時々先生や教育実習生が関連本を探しに図書館にやってくることがあるので、日頃から中学生にもわかりやすい本を探しています。そんなときに書店で見つけたのが、この本です。
よーするに医学えほん
からだアイらんど 〈インフルエンザ編〉
きむらゆういち 川田秀文=作
中地智=絵 横山泉=監修
講談社
2010年4月9日発行
「あらしのよるに」などの著作で知られるきむらゆういちさんが作った楽しいしかけ満載の医学えほん。対象は小さい子なのかもしれませんが、私たちのからだに細菌やウィルスが侵入すると、免疫防御システムがどのように働くかを、わかりやすくかつ面白く伝えてくれるえほんです。インフルエンザにかかると、高熱・せき・下痢・嘔吐といった症状に見舞われる理由も納得です。巻末には医学博士監修のもと、解説もきちんと載っています。他に(おなか編)、(けが編)が。