「世界があっと驚く江戸のエコ生活」

 

 　授業でも環境保護やエコについてとりあげる機会が増えて

　います。そこで、私たちのご先祖様の生活から、エコ生活を

　見直すことができるのがこの1冊！

 

　舞台は江戸時代。

　もちろん冷蔵庫も、クーラーも、テレビもありません。

 

　しかし、この時代の生活をのぞいてみると、使いふるした物は燃やし、その灰を使って

　農地では土にまぜて肥料となります。

　日常で使われる天然素材の道具も、時間がたてば廃棄物になりますが、あくまでも

　ゴミではなく、どんなものでも大事な資源へとうまれかわります。

　“使い捨てなんてありえない！”という江戸の生活。

 　

　今から江戸時代の生活に戻ることはできませんが、ゴミをなるべくださない、使っている

　ものの再利用意識など、現代の生活にも参考となることが多々あります。

　

　（東京学芸大学附属国際中等教育学校：渡辺）