教科書に出てくる本コーナー

2020-11-09 12:49 | by 宮崎(主担) |

 小学校では、今年度から新しい教科書を使用していますね。新しい単元があれば、使用する本も変わってきます。何より国語の教科書に紹介されている本は、使用頻度も高く、数も多いので、そろえるのもなかなか大変です。購入費も結構かかるので、今年は予算が厳しい! という学校も多いのではないでしょうか。せっかく購入したら、しっかり使ってもらいたいものです。 
 そろえた本は学習の時期に合わせ、必要に応じて、教室貸出にしたりしますが、竹早小では、教科書マーク(背ラベルの下にテプラで表示)を付けて常設の教科書に出てくる本コーナーの棚を設置しています。

 学年別に1冊面展示できるようになっていて、学習の時期に合わせて、その単元に出てくる本やその関連本を一緒に並べています。一番下の段には時期の外れた関連本や複本などを置いています。元々の分類の棚にある方が使われそうな本は、分類の棚に戻し、その時期だけ持ってくるなどします。
図書の授業でも紹介するので、子どもたちは「この本知ってる!」と借りて行ったり、「お兄ちゃんが音読してたやつだ
!」と兄弟の子が借りて行ったりして、よく動いているようです。

ちなみに宮崎が前任の東村山市の学校支援担当として作成した「光村国語教科書支援例」という表で、1年分の単元とどんな本が必要かなども一覧できます。このDBの資料アラカルトに載せてありますので、よろしければご活用ください。
(東京学芸大学附属竹早小学校司書 宮崎)




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