ドイツってどんな国?

2023-10-11 10:17 | by 村上 |

 本校は、10月に毎年「芸術発表会」が行われます。コロナ禍が続いた3年間は、規模も縮小して行ってきたので、図書館でも特にイベントを行いませんでした。今年は久しぶりに外からのお客様も迎えるということで、展示「ドイツってどんな国?」を企画中です。
なぜドイツなのかといえば、本校の校長、前原健二先生が、ドイツの教育を専門としていらして、昨年は図書館で、「校長先生とおしゃべりしよう!」というイベントを実施しました。自由参加で、約30人ほどの生徒が図書館で主に校長先生が家族でドイツに暮らしたときのお話や、ドイツの教育制度について、温かいお茶を飲みながら伺いました。クリスマス直前だったので、お土産には、出張先のドイツで買ってきてくださったシュトレーゼンをいただき、楽しい時間を過ごしました。(リンク先は、校長先生ブログです。昼礼での講話のアーカイブが読めます。)

 今年はその第二弾ということで、芸術発表会終了後、不定期ながら毎月、図書館で”校長先生の教育談義”の時間を持つ予定です。そこで図書委員は、もうちょっとドイツや教育について物知りになろう!と、各自テーマを決めてミニレポートを作成したり、関連本を紹介することになったので、それを芸術発表期間中に展示することになったというわけです。
 
 一般的には中学生は、ドイツについて知っていることはあまり多くありません。歴史や、観光、食べもの、スポーツ、文学、学校、生活の様子などについて、手分けして担当することになりました。芸術発表会までもう少し。とりあえず現在進行形の展示写真をあげておきますが、後日実際の写真に差し替えたいと思います。

 たまたま、国語の先生のご家族が、ベルリンに旅行中で、旅先から鴎外記念館の写真も送ってもらえました。鴎外といえば『舞姫』、こちらも展示に加えて、文学コーナーも充実させたいと思っています。ドイツといえば、グリム兄弟、ゲーテ、ヘッセ、カフカ、ケストナー、エンデ…等図書館にある有名な作家がすぐに思い浮かびますが、現役中学生が読んだことがある本は、どれぐらいあるでしょう?この機会に、ぜひ読まずとも手に取ってほしいなと思います。

 (東京学芸大学附属世田谷中学校 村上恭子)

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