春、らんまん!

2023-05-10 20:27 | by 渡辺(主担) |

 4月からはじまったNHKの連続テレビ小説「らんまん」。主人公のモデルは日本の植物学者、牧野富太郎博士です。牧野博士の出身地は高知県だということは知られていますが、晩年を過ごしたのは東京都練馬区。しかも東大泉町という、まさに東京学芸大学附属国際中等教育学校と附属大泉小学校から徒歩5分ほどのところなのです!現在、牧野博士の過ごした邸宅は「牧野記念庭園」として練馬区が管理しています。
 と、地元が話題となっていることもあり、新学期からカウンターの前には「牧野富太郎書籍コーナー」を設けました。もちろん記念庭園のパンフレットや展示チラシなども取りに行き、書籍と一緒に展示しています。生徒たちにも「こんなに近くなのだから、ぜひ一度行ってみて!しかも無料。でも月曜ではなく火曜日が休館なので気をつけて!」と、まるで区役所からの回し者のように宣伝をしています。
 
 ところで中1の理科では、毎年1学期のはじめに「学校の植物調べ」をおこないます。このため植物関連の資料もカートに入れて準備をしますが、今年はちょうど牧野博士の書籍と共に並ぶことになりました。
 すると理科の先生から「今年は8チームに分かれて探究したことを"らんまん冊子”にするので、完成したら牧野博士のコーナーのそばに展示をしてほしい!」という要望が。さらに展示コーナーが賑わうことになりそうです!
(東京学芸大学附属国際中等教育:渡邊 有理子)










  ▶牧野記念庭園内の博士の胸像。妻の名前からつけたスエコザサに囲まれています

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