本の返却パズル(図書委員会の活動)
2023-12-11 14:24 | by 富澤(主担) |
2学期、図書委員会が取り組んだイベント、「本の返却パズル」の様子をお伝えします。
本を返却すると、パズルのピースが1枚もらえて、そのピースの裏に書いてある数字と同じ数字を、クラスごとの台紙から探しだして貼り付けていくと、絵や写真が見えてくる、という企画です。『図書委員アイデアブック』掲載の情報をもとに、パズルピースと台紙を用意し、図書の時間に読み聞かせを行っているスペースを利用して、コーナーを作成しました。
完成させる絵は、小さめのA4判にしたので、1年生から6年生までの台紙を、一か所にずらりとならべることができました。子どもたちは、他の学年やクラスの進捗状況も気にしつつ、だんだん絵が完成していく様子を楽しんでいました。
パズルのピースをなくさないよう、1クラスごと封筒に入れ、検索性をあげるため、司書がインデックスを付けました。
全クラス分のパズルピースを切る作業、パズルのピースの裏に両面テープをつける作業、誰がピースをもらったのか名簿へのチェック、台紙の正しい場所に貼れるようサポートする、など、委員長を中心に、役割分担をしながら、図書委員はフル稼働で頑張りました。
学校行事等の都合で、実質6日間の開催だったので、イベントをしていることが知られるようになった頃に、終了してしまったこともあり「もっとやりたかった」の声もありましたが、特に、低学年が喜んで参加して、1年生は2クラスが、絵を完成させることができました。
手ごたえを感じた図書委員は、3学期は何をしようかと考えはじめているようです。
(東京学芸大学附属大泉小学校 司書 富澤佳恵子)