レファレンス協同データベースに参加!
2013-09-17 10:34 | by 村上 |
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築しているレファレンス協同データベース事業の参加対象に、新たに学校図書館及び学校図書館関係団体が加わりました。レファレンス協同データベース(以下「レファ協」)とは、図書館等におけるレファレンス事例等レファレンスに係るデータを蓄積し、インターネットを通じて提供することにより、図書館等におけるレファレンスサービス及び一般利用者の調査研究活動を支援することを目的とする事業です。
レファレンス協同データベース http://crd.ndl.go.jp/
そこで、当サイトを運営する東京学芸大学学校図書館運営専門委員会として、参加をすることになりました。具体的なことは、これから詰めて行く予定ですが、このデータベースに掲載された事例の中から、レファ協に掲載できるものは順次載せていきたいと考えています。
尚、レファ協事務局より、参加館になると以下のような使い方が可能とお知らせいただきました。
1.自館のデータベースに・・・レファ協のデータベースでは、個々のデータごとに3段階の「公開レベル」を定めることができます。公開レベルを「自館のみ参照」にすれば、自校で受けたレファレス事例や調べ方マニュアルを教員の方と共有するためのデータベースとして校内だけで使うことも可能です。
2.他館との相互支援に・・・参加館公開や一般公開で登録したデータには、コメント機能を使って他館から情報が寄せられることがあります。コメントによって未解決だったレファレンスが解決することも!職員が一人であることが多い学校図書館の強い味方です。
3.「学校図書館」のアピールに・・・データを一般公開すると検索エンジンでもヒットするのでデータを見てもらう機会が大幅にアップします。学校図書館の存在感を示すことができます。
こちらに、レファ協に登録された学校図書館でのレファレンス事例の例があります。
「スポ根小説/男子中~高校生向にお勧めのものを知りたい。」
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000020576
多くの学校の参加をお待ちしていますとのことです。
尚、事業に参加するには以下のサイトをご覧下さい。
https://crd.ndl.go.jp/jp/library/entry.html
▽問い合わせ先
国立国会図書館 関西館 図書館協力課
レファレンス協同データベース事業事務局
電話:0774-98-1475(直通)
FAX:0774-94-9117
E-mail:info-crd@ndl.go.jp