発信する学校図書館ディスプレイ
2015-07-23 14:08 | by 井谷(主担) |
先日、学校図書館に関わる人に大変役立つ本が刊行されました。
『発信する学校図書館ディスプレイ 使われる図書館の実践事例集』
吉岡裕子・遊佐幸枝 監修
少年写真新聞社
2015.5.28
1800円
「ディスプレイ」とタイトルにありますが、この本は単にきれいに飾ったり素敵なセンスを教えたりする本ではありません。学校図書館がその役割を果たすために日々行ってきたことが、このような形になったと示しています。
『発信する学校図書館ディスプレイ 使われる図書館の実践事例集』
吉岡裕子・遊佐幸枝 監修
少年写真新聞社
2015.5.28
1800円
「ディスプレイ」とタイトルにありますが、この本は単にきれいに飾ったり素敵なセンスを教えたりする本ではありません。学校図書館がその役割を果たすために日々行ってきたことが、このような形になったと示しています。
学校図書館の役割は、言うまでもなく「教育課程の展開に寄与し、子どもたちの健全な教養を育成する」ことです。そのために図書館を作り、運営し、学校教育に深く関わっていく過程で行うディスプレイは、美しさを目指すよりも、今子どもたちに伝えなければならないことは何か、そのための掲示や展示をどうするかという視点で実施されています。
本書は
1,基本の表示
2,図書館と読書へのお誘い
3,学びと図書館
の3つの柱で、わかりやすい写真とイラストで具体的に解説されています。付録の型紙も嬉しい。監修の吉岡裕子さんはじめ、本附属学校司書も多く協力しています。
素敵なセンスを教えるものではないと前書きで言いながら、大変センスの良い1冊になっていますので、どうぞこの夏にご一読ください。