レファレンス協同データベース貢献の感謝状

2015-03-02 00:09 | by 中山(主担) |

  本サイトを運営している東京学芸大学 学校図書館運営専門委員会は、団体として 2013年9月から、国立国会図書館のレファレンス協同データベースに参加しています。
 これまで本サイトにあげてきた、授業実践事例と、「学校図書館の日常」の「レファレンス」から、レファレンス協同データベース事務局による遡及入力のお力添えをいただき、203事例を転載しています。
 (図書館活用授業事例は「A0180」までを転載。「学校図書館の日常」のレファレンスは管理番号「日常レファ 20141103までを転載。)
 このたび、2014年の年間データ提供数に対して国立国会図書館からお礼状を頂戴しました。
  

 2014年12月までの学校図書館の参加数は15館、登録事例は約1000件。その5分の1を登録したことになります。(全体では参加館641館、約14万件の事例とのことでした。)
 単独で、レファレンス協同データベースに参加する学校も増えていますし、昨年の自治体での学校図書館研修会にも4か所(箕面市、豊中市、奈良県、岩手県)、事務局で説明にでかけたそうです。どんどん、学校参加が増えて、外からは見えにくい学校内での情報のやり取りや評価を、他の館種や、一般の方々に知っていただけるといいと思います。ぜひ、単独、団体どちらでも参加することを検討してくださることをおすすめします。
 参加に至るまでの間、私たちのこのサイトに事例を寄せていただくことで、レファ協への掲載を中継させていただくことも可能です。ぜひとも、ご検討ください。


 2015年2月19日(木) 国立国会図書館 関西館にて、
 第11回 レファレンス協同データベース事フォーラムが開催され、学校図書館のパネリストとして、以下のことを申し上げてまいりました。

 ・いろいろな館種が参加している、フラットなフォームへの参加。学校図書館はなかなか他館種とフラットに交わることが少ないので、貴重な場。
 ・なかなか残せない学校図書館の仕事が記録できる場、外からは見えにくい学校ならではのやり取りが見える場。(学校の見える化)
 ・自らでは知ることのできないデータ(事例ごとの被参照件数など)がわかったり、おすすめ事例として紹介してもらったり、励みになる。
 ・過去の似た事例から、解決の仕方、レファレンスツールを学んだりして、スキルアップにつながる。
 ・事例を公開するにあたっては、誰が読むのか、一般公開でも通じるようなことば・表現の仕方やキーワードの選び方など、まとめる力・表現する力―加工力という点でもスキルアップになる。

 パネリストの清教学園の片岡則夫先生が、高校生にレファ協を使わせてみたという事例も、ご紹介くださり、会場を沸かせました。高校生が使うなら、学校図書館のほうでもレファ協を使い倒しておかないとアドバイスできないですね。

 講演は 猪谷千香氏、大向一輝氏、小田光宏氏、コーディネータは山崎博樹氏、パネリストは 片岡則夫氏、岡崎聡志氏、余野桃子氏、中山でした。 図書館はよき情報発信者たれとの励ましをいただいたように思います。

 第11回レファレンス協同データベース事業フォーラム「つながる図書館の情報サービス:「調べる方法」の公共性」
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  2014年2月学校図書館の日常>トピック 小田光宏教授 レファ協記事 「あやかしの声」が…


   (東京学芸大学附属小金井小学校  中山美由紀)


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