図書館用品でお世話になっているキハラさんからプロジェクトの募集がありました。
内容は
　　学校図書館に150冊、東日本震災関連書籍を貸し出します。
　　その本を読んで応援メッセージを被災地の高校生に届けて下さい。

本校は以前から東北スタディーツアーで被災地と関わりを持っています。

参加した図書委員からも被害の様子は聞いていました。
今回は図書委員会が中心となっての活動です。

図書委員会で各自気になる本を選んでもらいました。




生徒には
　メッセージは自分の考え、疑問、思い、希望を具体的に書こう。
　自分の隣のクラスメートに伝える様にしよう。
と指導しました。
生徒の中には「ありきたりの内容の事は書けません」と話す委員もいました。
様々な思いがあるのは当然です。
「あなたが素直に思う事をメッセージとして書いて下さい」とも伝えました。

ブックトラック2台の中から多様な本を選書した図書委員達。
キハラさんからも「こんなにたくさんのメッセージありがとうございます」
との言葉をいただきました。
本を通して震災を理解する、学校図書館だからこそ行える活動となりました。


　　　　　　　　（東京学芸大学附属高等学校図書館　司書　岡田和美）