第59回全附連高等学校部会研究大会

2017-11-02 10:16 | by 渡辺(主担) |

 10月27日、28日の二日間にかけて、第59回全国国立大学附属学校連盟高等学校部会教育研究大会が、附属国際中等教育学校を会場におこなわれました。
 今回は、数年前から実施が検討されていた、「図書館分科会」がはじめて開催され、9校の実践発表と、参加者21名による情報交流がおこなわれました。
 
 
 そのなかで、東京学芸大学学校図書館運営専門委員会を代表し、附属高等学校の司書岡田と附属国際中等教育学校の司書渡邊が、「附属学校図書館の連携と授業事例データベース」をテーマに共同発表をおこないました。
 すでにデーターベースのことを知っている参加者もいれば、「学校に戻ってからゆっくり見てみたいです!」とパンフレットを持ち帰る方もあり、参加校には今後実践事例の提供を呼びかけました。
 
 今回、この高校図書館分科会の総合司会と情報交流の司会には、立ち上げに尽力された、筑波大学附属駒場高校の澤田英輔先生と、大阪教育大学附属高校池田校舎の梶木尚美先生が、それぞれ担当されました。
 第1回目の開催ということから、各校の基礎データー資料を基に、学校図書館の状況や司書、司書教諭の現状について、活発な意見交流がなされました。今後は、国立大学附属学校の図書館として、継続した分科会の実施を願う意見が多く、次回はよりテーマを絞って議論をおこないたい、という声もあがりました。
今回の図書部会の発表者のテーマ一覧はこちらをご覧ください。2017年全附連図書部会発表一覧.docx

(東京学芸大学附属国際中等教育学校:渡邊有理子)

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