第20回図書館総合展

2018-10-10 11:18 | by 渡辺(主担) |

 毎年秋になると、図書館業界最大のイベント「図書館総合展」が横浜で開催されます。
20回目となる今年は、下記の日程でおこなわれます。
日程:2018年10月30日~11月1日(3日間)
会場:パシフィコ横浜 展示ホールD/アネックスホール
https://www.libraryfair.jp/

 この図書館総合展は出版業界をはじめ、公共図書館、大学図書館、そして学校図書館と、幅広く図書に関する団体が参加しています。会場は主に以下の5つのセクションに分かれ、幅広い情報交換がおこなわれます。
1.ブース展示
2.フォーラムの開催(3日間で190コマ)
3.全国の出版社による「図書館へのおすすめの本」展示
4.スピーカーズコーナー(オープンスペースでのワークショップや手作業の実演)
5.ポスターセッション

 総合展では、毎年NPO法人知的資源イニシアティブが、先進的な活動(Web上のサービス含む)をしている図書館や団体に対し、Library of the Yearを授与しています。私たち東京学芸大学学校図書館運営専門委員会も、2016年に学校図書館としては初めてLibrary of the Yearの優秀賞とオーディエンス賞を受賞しました。さて、今年はどこの図書館や団体が受賞するでしょうか?
 ちなみに、今回運営専門委員会としては「ポスターセッション」に参加いたします!こちらもあわせてご覧ください。
 
 

 今回の総合展のスピーカーズコーナーから、1つワークショップと公演をご紹介します。

①布の絵本展示とワークショップ(常設・展示会場内特設ブース)
会期中10:00~17:00
東京布の絵本連絡会の皆さんが中心となって、布の絵本の手作りワークショップがおこなわれます。受講料は無料。キット代は100円~500円かかります。
東京学芸大学附属特別支援学校の図書館でも蔵書にしている布の絵本作品も展示されています。

②「着物シアター」公演(B会場)
10月31日(水)13:00~15:00
公演者:広島県福山市 布の絵本「つくしんぼ」12名
演目:「一寸法師」「かさ地蔵」「かぐや姫」

着物を用いて場面が変わり、昔話の世界がダイナミックに繰り広げられます。2014年日本図書館協会の第100回全国図書館大会で初演され、大好評でした!プロの公演ではないため、定期的に観ることはできません。貴重な機会ですので、ぜひ!
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:渡邊 有理子)

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