ともだちって(自分と友だちの違い)

2013-05-20 15:30 | by 岡島(主担) |

ようやく学校になれた一年生に『となりのせきのますだくん』(武田美穂著 ポプラ社 1991年)を読みました。
みほちゃんは、となりのせきのますだくんが苦手です。
いじめられると思い、けさも学校に行きたくなくて・・・・
最後のページを見た子どもたちは、ますだくんが怪獣じゃなくなっている!どうしてかなと話していました。
みなの話しを聞いた後で、ますだくんのランドセルは赤色ですね。そのわけはと


 
どうして赤いランドセルを使うことになったかは、『ますだくんのランドセル』にのっています。

双子のおにいさんの使っている黒いランドセルをますだくんは、さわらしてもらえません。6年の優しいお姉さんに背負わせもらいます。新しいランドセルを買ってもらえるのに、大好きなお姉さんからもらったランドセルを使う事にしたお話です。
 
また『ますだくんの一年生日記』では、3月生まれのみほちゃんを心配しているおかあさんからますだくんは頼まれ、親切に世話をしますがこわがられています。ますだくんから見たみほちゃんが書かれています。この2冊は同じ出来事でも、友だちによってうけとりかたがちがいますね。と言ってますだくんの本を紹介しました。
みんなも好きなものが違うように『いぬうえくがやってきた』くまざわくんといぬうえくんがいっしょにすむことになりましたが、お互い好きなものがちがいます。こどもたちに自分と他人は違うということをわかってほしくて本を選びました。
 
 

2年生は、給食のグリンピースごはんのお手伝い、さやから豆をとる朝に『そらまめくんのベット』を読みました。

高学年のよみきかせ
『ヤクーバとライオン勇気・信頼』2週にわたってよみ、勇気とは、信頼とは、真の勇気とは、何か考えていたようです。

(東京学芸大学附属竹早小中学校司書 岡島玲子)



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