『どんなかんじかなあ』

2013-09-17 11:03 | by 吉岡(主担) |

2年生の図書の時間です。


毎回絵本の読み聞かせをした後、みんなで「どくしょノート」に書いています。
自分で読んだものと、みんなで一緒に聞いた絵本はやっぱり感じ方が違うと思います。

どんなかんじかなあ
中山 千夏
自由国民社(2005/07/01)
値段:¥ 1,575





この本は、
 友達のまりちゃんは目が見えない。目が見えないってどういうことかなあ。目をふさいでみたら、たくさんの音が聞こえてきた。目が見えないってすごいなあ。もう一人の友達のさのくんは耳が聞こえない。ぼくも、みみせんをしてみた。今まで見えなかったものがよく見えた。
続く・・・。

2年生には難しかったようです。
みんなで書いた「どくしょノート」をみると、よくわからなかったと書いている人もいました。
でも、よくわかった人たちもいて、こんな風に書いていました。
「この本を読んでもらったら、ぼくもこの本にかいていたことをためしてみたくなりました。お母さんをけすことはできないというところがおもしろいです。」
「友だちは、目が見えません。目が見えないってどんなことかな?と考えたら、いいな~と思いました。いろいろな音が聞こえていいと思いました。」
「本の中で「目をつぶってみた。どんなかんじかな?」といっていたから、自分も目をつぶったら、まっ黒でびっくりしました。」
このように書いている子どもたちもいました。

一昨年、5年生に気持ちというブックトークをしたときに、この本を入れて読み聞かせをしました。


                                   東京学芸大学附属世田谷小学校  吉岡裕子

次の記事 前の記事 [ 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 ]