大豆の成長つづきは本で

2010-10-26 13:14 | by 岡島(主担) |

 『しょうたとなっとう』                   
    星川ひろ子・星川治雄写真・文 小泉武夫原案・監修 ポプラ社

1学期、2年生が大豆の種を植えました。
大豆の成長を観察し、2学期には豆腐作りをするとのこと。
それならば図書の時間にこの本を読んでみたいと 、担任に相談しました。

 
すると、担任からは「今でなく、子どもたちが自分の目で大豆の成長を見てからの方がいいので、2学期なったらぜひ読んでください。」とのお返事。
 
そこで、そろそろ大豆も収穫された頃と思い、先日図書の時間にこの本を読みました。

農家をしているおじいちゃんが、納豆嫌いの孫しょうたくんに、大豆が育つ様子、さらに大豆が「とっておきのへんしんをする」様子を見せている姿を写真で追ったこの本。
まさに自分たちの手で大豆を育てた後の子どもたちにはぴったりの一冊でした。
 
でも、残念なことに、この夏の異常な暑さと9月の長雨で、子どもたちが大切に育てた大豆は収穫を目前に全滅してしまったのだそうで、本の中で大豆のその後をたどることになった子どもたちでした。

 

(東京学芸大学附属大泉小学校   小野寺愛美)

 

13:14 | ちしきの本



次の記事 前の記事 [ 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 ]