2024年5月31日第2回竹早社会科活動研究会のお知らせ

ご挨拶

ご挨拶・教育目標

校長・園舎長より

椿 真智子

  東京学芸大学附属竹早小学校は、東京府女子師範学校の附属学校として1900年に、附属幼稚園竹早園舎は1904年に誕生し、それぞれ2020年と2024年に創立120周年を迎えた歴史と伝統ある学校・園です。また、幼稚園と小学校ならびに附属中学校とが同じ敷地にあることから、1980年代以降、幼・小・中の連携教育・活動と研究に、積極的に取り組んでまいりました。そのため、当竹早地区では、異校種間、異学年間の交流が非常に盛んです。園児と小学校低学年、小学校における縦割り班活動、小学生と中学生の交流などを通して、個々の体験を相互に教えあうことが、さらなる深い学びに展開しています。
 くわえて竹早地区では、一昨年度、「未来の学校みんなで創ろうプロジェクト」が本格的に始動しました。「未来の学校」像を探求し、新たな時代を切り拓く子どもたちのための教育実践や研究にとりくんでおります。本プロジェクトは、企業・大学との連携で進めているもので、本プロジェクトで子どもたちが経験する最新かつ多様な学びは、こどもの創造性と行動力とをはぐくむ貴重な機会です。

  2024度は、附属幼稚園竹早園舎は新園児30名、附属竹早小学校は新入生70名を迎えました。全園児58名、全児童410名が、安心して、楽しくそして有意義にこの一年を過ごせるよう、教職員一同、万全を期してまいります。
 教員養成系大学の附属学校・園としての使命をふまえ、子どもの願いや思いを大切にしながら、本年も子どもたちと力強く歩んでまいりたいと思います。保護者の皆さま、地域の皆さまをはじめとする多くの方々の、日頃のご理解・ご協力に感謝申しあげるとともに、引き続きご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申しあげます。

校長・園舎長
椿 真智子

副校長・副園長より

佐藤 洋平

【小学校教育目標】
「自ら学び、ともに手を取り合い、生活を切り拓く子の育成」

【園舎教育目標】
「自分のしたいことに取り組む中で、友達の気持ちも考えながら行動
できる子の育成」

教育目標で共通しているのは、自ら学んだり、したいことに取り組んだりする「主体性」と、互いの気持ちを考えながら、力を合わせる「協調性」、そして思いを実現する「行動力」です。

クラスや学年の活動だけでなく、学年を越えた縦割り活動というものもあります。上学年は下学年に対して「いたわりの気持ち」を育み、下学年は上学年に「あこがれの気持ち」を抱きます。このような環境の中で、まるできょうだいのような「家庭的な雰囲気」を大切にしていくのが本校園の大きな特徴です。

現在コロナ禍で様々な活動を制限しなければならない状況ではありますが、多くの子どもたちが笑顔で学校に通っています。保護者の方を含めた学校への期待に応え、感染症対策をしながら、できる限りのことを「はじめに子どもありき」の精神で取り組んでいきたいと考えています。

また本校園の大きな特色をあげるとすると、竹早中学校と長年にわたって取り組んでいる連携教育です。
2021年度より「好きに、挑む」をスローガンに、大学・企業・行政等と一体化した竹早地区の学校研究「未来の学校みんなで創ろう。PROJECT」を立ち上げ、取り組んでいます。

本校園が健全な社会であり、大切にしている「家庭的な雰囲気」を持続していけるよう、本校に集うすべての人たちで校訓「誠」を具現するよう努め、「ゆめの学校」をめざしていきたいと考えています。

ご理解・ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

副校長・副園長
佐藤 洋平