第16回公開研究大会 音楽授業「私にとっての出会い」

2017-07-05 16:00 | by 岡田(主担) |

本校において、第16回公開研究大会が行われました。(2017年6月24日) 
音楽の公開授業に向けて、ブックトークの依頼を教員からうけました。

授業内容
1.「私にとっての出会い」をテーマにしたブックトークから、自分と音楽との出会いを振り返る「自分の音楽史」を作成する。
2.「漫然とした自分の音楽史を書くような授業にしたくない」
との教員からの聞き取りにより、授業を深める事を目的としたブックトークとしました。
詳しくは「学校図書館DB(管理番号 A0285 高校―音楽 )」をご覧下さい。

ピアノの前で、音楽室に出向いて授業を行った時の様子です。



公開研究大会授業の後の協議会での報告も合わせてご覧下さい。
協議会_報告 音楽.pdf

高校でブックトークを授業に導入する事は珍しいのではないでしょうか。
生徒の思考の間口を広げるブックトークをしてほしいとの依頼から、多方面からの選書を試みました。

生徒の学習カードより
「日頃深く考える事が少ない内容だった」
「普段自分では手に取らない本だったが、興味がわいた」
「僕の音楽史を振り返ってみる事が楽しみです」
音楽授業を深めるためのブックトークを生徒達が楽しんでくれた事が読み取れました。

授業の様子
居城先生の大好きな「ゴムあたまポンたろう」を前にして


その後も、生徒に本を手に取ってほしいとの依頼で図書館展示を行いました。


館内で座ってじっくり読み出す生徒もいます。


音楽選択ではない生徒にも紹介した本がひろがっていきました。


公開授業後の協議会
大学教授、教員、音楽教科書編集者、大学生、司書と
教育に関わる多様な参加者から活発な意見交換が行われました。



協議会参加者にも、ブックトークで活用した本を
囲んで話題が広がります。
高校生とは違う本への視点は司書にとっても大変勉強になりました。

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