小さいころのわたし

2011-03-10 15:09 | by 岡島(主担) |

小さいころのわたしをふりかえる授業を2年生が行いました。
子どもたちは、家族に小さかったころのはなしをきき、また自分の写真をもってきました。
  そこで、授業が始まる前に2年生に向けて、自分で成長について考えるブックトークをしました。
 
今日のテーマは小さいころのわたしです。
 みなさんのなかに今月生まれひとはいますか?
最初に紹介する本は、『おたんじょうびのひ』です。まずは、この本をみんなで読んでみましょう。
 
 『おたんじょうびのひ         中川ひろたか文・  長谷川 義史絵
      朔北社 
  先生がお誕生日会の前に日に、みんなに生まれたときのことをきいてくるようにいいました。よしふみは、予定日より早く産まれ、ロケットみたいな箱に入り、おかあさんは毎日泣き、退院してからは、夜泣きに悩まされたと。ひろえちゃんは、誕生日の日に初めて歩いたと。
 なす先生はどんな赤ちゃんだったでしょう。
 なかなか産まれてこなかったけど、みんな元気に産まれてよかったですね。
あかちゃんが生まれ、どんなふうに大きくなっていくでしょう。みんなの中でも、弟か妹生まれたひといますか。
『あかちゃんてね』  星川 ひろこ著  小学館
女の子のいる家にあかちゃんが生まれました。5歳のおねえちゃんからみたあかちゃんのようすを描いた写真絵本です。赤ちゃんの一年間の成長を月ごとに見ることができます。おなかの中にいるとまわりの音もきこえるんだって、おーいあかちゃん。早くでておいでね。
あかちゃんてね。わたしのことねぇーねんぇーねっていうんだよ。
  
ところで、おとうさんは、あかちゃんがうまれてどんなにうれしかったでしょうか。どんなあかちゃんの話でしょうか。
  
 『ぼくがあかちゃんだったとき 』 1才のたんじょうび浜田桂子作・絵     教育画劇
おとうさんは、誕生日の日に、6歳になったぼくをひざにのせて、あかちゃんだったときのことを話してくれました。おかあさんのそばでねむっている君をみるとからだがほかほかして、不思議な気持ちがした。だって、地球のどこにもいなかったきみが、目の前にいる。おとうさんは、きみとよろしくな!って握手したんだ。はじめて笑った顔、、おしめをしていたきみ、きみのおしっこシャワーもあびたよ。高い高いっと遊ぶのがだいすきなきみ。はいはいしたり、歩いたり・・・・
いままで紹介した本は、あかちゃんの本でしたが、今度紹介する本は、あかちゃんからこどものなるまでのおはなしです。
『あなたの小さかったとき』越智登代子作文  藤枝つう 絵  福音館書店
学校からかえってくるとおかあさんがかたずけをしていました。小さかったときのアルバムや思い出の品から、ちゅうちゅうした
タオル、まねっこあそびの話し、病気したときのお話ををききます。
あなたの小さかったときのものは、あなたの成長とともに、小さく古く色あせていきますが、あなたの小さかったときの思い出はお父さんやお母さんの心の中に大切にしまわれ、いきいきとよみがえります。
ほかにもいろいろ本があり、用意してあるから手にとってみてください。
小さいころの写真やおとうさん、おかあさんおじいさん、おばあさんから小さかったときのはなしを聞いてくださいね。
 

『みんなあかちゃんだった 』 鈴木まもる作・絵 小峰書店
『おかあさんがおかあさんになった日』『おとうさんがおとうさんになった日』長野ヒデ子  童心社  
おかあさんや家族があかちゃんがうまれてうれしいお話『あやちゃんのうまれたひ』浜田桂子 作     福音館書店
『まおちゃんのうまれた日』神沢 利子  のら書店
『あかちゃんが教室にきたよ』  星川ひろこ 岩崎書店
おなかの中のあかちゃんのようすがわかる『赤ちゃんが生まれる』幼年版ニルス・タヴェルニエ  ブロンズ新社
『いっほにほさんぽ!』いとうえみこ  ポプラ社
おねえちゃんが弟が生まれてからはじめて歩くまでの様子を描いた写真絵本
 
こどもたちの読書ノートから、
あかちゃんってかわいいなぁ。
あかちゃんがあんなに大事にされているんだと思いました。ぼくも赤ちゃんのとき、あんなだったかなぁと思い、うれしかった。
みんなが、お母さんに生れたときのことをいろいろきいておもしろかったです。
                        (学芸大学附属竹早小中学校 岡島玲子)
  

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