「やとのいえ」
2021-06-13 10:13 | by 金澤(主担) |
『やとのいえ』八尾慶次(作)偕成社
谷戸に建てられた一軒の家、明治半ばから約150年間そこに住んでいる家族の移り変わりを紹介している絵本です。
「やと」とは、なだらかな丘にはさまれた浅い谷のことです。作者がモデルとしたのは、多摩ニュータウン(東京都)だそうです。
明治中頃に谷戸に一軒の家が建てられました。それから150年間、家の敷地に設置された十六羅漢が見た、家の周りや自然、人々の生活の変化を紹介しています。
見開きの左のページには、十六羅漢が、右のページには、その時代の家の周りの様子が描かれています。巻末には、各ページに描かれている絵の詳しい解説が書かれており、農作業や生活様式の変化、村がどのように町へと発展していったのかを読みとることができます。
(東京学芸大学附属世田谷小学校 司書 金澤磨樹子)
谷戸に建てられた一軒の家、明治半ばから約150年間そこに住んでいる家族の移り変わりを紹介している絵本です。
「やと」とは、なだらかな丘にはさまれた浅い谷のことです。作者がモデルとしたのは、多摩ニュータウン(東京都)だそうです。
明治中頃に谷戸に一軒の家が建てられました。それから150年間、家の敷地に設置された十六羅漢が見た、家の周りや自然、人々の生活の変化を紹介しています。
見開きの左のページには、十六羅漢が、右のページには、その時代の家の周りの様子が描かれています。巻末には、各ページに描かれている絵の詳しい解説が書かれており、農作業や生活様式の変化、村がどのように町へと発展していったのかを読みとることができます。
(東京学芸大学附属世田谷小学校 司書 金澤磨樹子)