「ウミガメのことを調べさせたい」

2017-01-16 21:51 | by 金澤(主担) |

 4年生の国語で「ウミガメの命をつなぐ」を勉強します。この単元では、興味をもったことを紹介しょうということで、先生に「ウミガメについてもう少し詳しく調べさせたいので、ウミガメの本を探しているのだが・・・」と依頼を受けました。その際に手渡した2冊について紹介します。


『ウミガメものがたり』鈴木まもる(作・絵)童心社
 鈴木まもるさんの絵で、ウミガメの成長の様子が紹介されている絵本です。
 誰もいない、夏の砂浜に卵を産むためにウミガメのお母さんがやってきました。そして、60日くらいで子ガメが産まれます。子ガメたちは、様々な外敵に会いながら、10000キロも離れたカリフォルニアの海へ向かいます。そして、大きくなって、また日本の海に帰ってくるのです。
       
『ウミガメ いのちをつなぐ岬』 櫻井季己 写真・文 少年写真新
 この本は、御前崎でのウミガメの産卵の様子を写真で紹介している本です。
 ウミガメの生態だけではなく、御前崎の様子、ウミガメを保護する人々の活動の様子、ウミガメにまつわる神話なども紹介しています。

  (東京学芸大学附属世田谷小学校司書 金澤磨樹子)

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