スヌーピーありますか

2017-06-02 11:05 | by 岡田(主担) |

英語科の教員から「教科書にスヌーピーが掲載されています。
授業理解を深めるためにスヌーピーの関連図書を探して下さい」とのレファレンスがきました。
聞き取り調査の結果
 スヌーピーは案外内容が難しい
 キャラクターの関係性がわかる本が助かる
との事でした。
皆さん、ちなみに書名は「スヌーピー」ではありません。
ピーナッツ」です。
主人公も「スヌーピー」ではありません。
チャーリー•ブラウン」です。
私もアメリカ人から教わりました。


「芸術新潮 スヌーピーのひみつ」2013/10/25
スヌーピーが子供だけの漫画ではない事を芸術的な側面から解説しています。
当時の時代背景、アメリカ文化にも触れています。


「ピーナッツ」は多様な読み方のできる本です。
今回は、多方面からの選書をしてみました。


    A peanuts book featuring Snoopy (1〜) チャールズ M.シュルツ


「いいことから始めよう―スヌーピーと仲間たちからの生きるヒント」エイブラハム・J. ツワルスキー 1995 新潮社
自分の生き方として取り上げることもできます。自分の中のピーナッツたちを探してみましょう。

「スヌーピーの料理絵本」谷川俊太郎訳 1980 主婦の友社 
漫画に出てくるおいしそうな料理レシピです。アメリカの食文化も理解できます。

 「スヌーピーと、いつもいっしょに」マイケル•A.シューマン 2015 学研
50年間ピーナッツを書き続けたチャールズ •シュルツのお話です。
 まさに職人のような、毎日の締め切りに立ち向かう姿があります。
         (東京学芸大学附属高等学校 司書 岡田和美)

次の記事 前の記事 [ 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 ]