短歌の本

2017-10-10 20:25 | by 金澤(主担) |


「短歌を6年生と作っているが、子どもたちは、定型的な短歌しか作らないので、短歌感の変容を促すような本を紹介して欲しい。」ということで紹介した本です。
『サラダ記念日』俵万智(作)河出書房新社
      ベストセラーにまでなった本ですので、皆さんご存知の本だと思います。現代の日本語を使って詠まれた短歌として広く知られた短歌集です。

                 
 『ドラえもん短歌』桝野浩一(作)小学館
 著者は、2004年からインターネットで「かんたん短歌ブログ」をやっていました。短歌を投稿してもらい、著者が講評するという企画だったそうです。そこに投稿された作品を収録したのがこの本です。「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」「水戸黄門」「刑事コロンボ」などというお題で短歌を募集していたそうですが、一番面白い作品が集まったのが、「ドラえもん」というお題の作品だったのだそうです
 
                 (東京学芸大学附属世田谷小学校 司書 金澤磨樹子)

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