キラリと光る⁉イモムシの本
2017-07-05 12:46 | by 松岡(主担) |
ある日、先生とのお話の中で
「イモムシハンドブック」①~③
安田守 著 文一総合出版
学校でイモムシを見つけた時にこの「イモムシハンドブック」が役に立った、
というお話をうかがいました。
図書館での所蔵は1巻目だけだったので、2,3巻も購入しようと
先生が関連する本を調べてくださったところ、
「あ、これもおもしろそう」
「イモムシハンドブック」①~③
安田守 著 文一総合出版
学校でイモムシを見つけた時にこの「イモムシハンドブック」が役に立った、
というお話をうかがいました。
図書館での所蔵は1巻目だけだったので、2,3巻も購入しようと
先生が関連する本を調べてくださったところ、
「あ、これもおもしろそう」
「ずらーりイモムシ―ならべてみると…」
高岡昌江 著 安田守 写真 アリス館
この他に
「ずらーりきんぎょ」「ずらーりまめ」「ずらーりウンチ」
があり、どれも興味深いテーマのものばかり。
こんな本が図書館にあったらいいな、と自館の蔵書検索をしたところ…
それこそ「ずらーり」とすべての本が所蔵「あり」になっていました。
書架へ行って探してみると、あった、あった!
どれもちゃんと自館ですでに所蔵していたものばかりでした。
先生とこの本についてお話するまでは書架にしずかに並んでいた本たちが
興味や関心をもった瞬間に「キラリ」と光った瞬間でした。
ベテランの司書さんだったらこの本たちが話題にのぼった時点で
「それ、ありますよ!」と瞬時につながったのでしょうが
そこは残念なことにかなりの回り道をしてしまいましたが先生に手渡すことができました。
また、このシリーズ自体が一冊一冊でおさまっているより
「ずらーり」と並べた方が面白いのでさっそく展示したところ、
手に取る子どもたちの姿が見られました。
子どもたちや先生から「こんな本はありませんか?」と聞かれた時に
パパパッと本のリストが頭に浮かび、スマートに書架へ案内すると
「あ!これこれ!これを探していたの!」と喜んで本を手にとり借りていく…
…そんな光景にはなかなか程遠く「こっちかな~、いや、あっちかも」と
書架の間を右往左往することが多く、着任して3か月は経ったものの
まだまだ本探しの時間短縮が日々の課題になっています。
(東京学芸大学附属小金井小学校司書 松岡みどり)
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