「授業で使える理科の本 追補」ができました

2017-04-10 20:36 | by 金澤(主担) |

 
 「授業で使える理科の本 追補」ができました。この冊子は、2013年から行っている「りかぼんカフェ」のまとめです。りかぼんカフェの活動の報告と2012年に出版した「りかぼん 授業に使える理科の本」以降に出版された理科の授業で使える本を紹介しています。 
  なぜこの冊子を作ったのか、「りかぼんカフェ」ってどんなことをするの?それは、 「りかぼん 授業で使える理科の本」(少年写真新聞社)の出版からお話しなければなりません。
           
                              
  2012年に出版された『りかぼん 授業で使える理科の本』(少年写真新聞社)は、理科の授業に科学の本をもっと活用したいと、小学校の学校司書や理科支援員が中心になって作った本です。私もその一員として関わりました。この本は教科書の単元を意識し、「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」という章立てに沿って、授業で役立つ本を紹介しています。単元ごとの学習内容の解説も理科の先生に書いていただきました。                                                                




 しかし、この本の出版は、新たな出発になりました。授業に使えそうな本が次々出版されてきています。そこで、科学の本と子ども達をつなぐ活動のために「りかぼんカフェ」を開催することにしたのです。
 2013年から
始まった「りかぼんカフェ」は、科学の本の作家さん、写真家さんのお話をお聞きする会・理科の授業の実践を先生にお聞きする会・理科ハウスの見学会・科学の達人によるワークショップ・科学の本の編集者さん達による本の紹介・もちろん科学のの新刊の検討会など理科と本を語る情報交換の場として2か月に一度開催されています。
 「りかぼんカフェ」は、活動を始めて5年目を迎えました。新しい本も出版されているということで、今回「授業で使える理科の本 追補」の冊子を作りました。

  尚、「りかぼんカフェ」とこの冊子について詳しくは、「りかぼんカフェ」のホームページをご覧ください。https://rikaboncafe.jimdo.com/

              
      (東京学芸大学附属世田谷小学校 金澤磨樹子)

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