保護者おはなし会
2023-03-03 15:34 | by 宮崎(主担) |
竹早小学校では、学期に一回、保護者ボランティアによるおはなし会が行われています。コロナ禍で、しばらく休止していましたが、今年度は元通り、すべてのクラスで、行うことができました。
おはなし会ボランティアは、各学年8~12名ほどの保護者がメンバーとなっていて、事前の練習など、とても熱心に活動されています。プログラムは絵本の読み聞かせだけでなく、ブラックパネルシアターや紙芝居、また生演奏や効果音をつけたりなど、とても工夫されていて、子どもたちもとても楽しみにしています。
とくに3学期のおはなし会では、卒業・進級を控えた子どもたちに、保護者のみなさんが伝えたいメッセージや願いのつまった本が選ばれており、聞きごたえのあるものでした。
3学期のプログラムを紹介します。
6年生『二番目の悪者』(林木林作 庄野ナホコ絵 小さい書房 2021)
次の王になりたかった金のライオンは、ライバルの銀のライオンに勝つため、銀のライオンについての悪いうわさを流し始めます。最初は信じなかった者たちも、悪気なくうわさを広めていき、いつしかうわさを信じるようになっていきました。その結果、金のライオンが横暴な王となり、国は荒れ果てていく…という寓話的なストーリーです。SNSのトラブルなどが起こりがちな思春期の子どもたちにぴったりの内容で、真剣に聞き入っていました。
『きみの行く道』(ドクター・スース作絵 河出書房新社 2008)
もう一冊はやさしく、これから進む道を応援してくれるようなストーリー。軽やかなBGMとともに、母たちから子どもたちにエールが贈られました。
おはなし会ボランティアは、各学年8~12名ほどの保護者がメンバーとなっていて、事前の練習など、とても熱心に活動されています。プログラムは絵本の読み聞かせだけでなく、ブラックパネルシアターや紙芝居、また生演奏や効果音をつけたりなど、とても工夫されていて、子どもたちもとても楽しみにしています。
とくに3学期のおはなし会では、卒業・進級を控えた子どもたちに、保護者のみなさんが伝えたいメッセージや願いのつまった本が選ばれており、聞きごたえのあるものでした。
3学期のプログラムを紹介します。
6年生『二番目の悪者』(林木林作 庄野ナホコ絵 小さい書房 2021)
次の王になりたかった金のライオンは、ライバルの銀のライオンに勝つため、銀のライオンについての悪いうわさを流し始めます。最初は信じなかった者たちも、悪気なくうわさを広めていき、いつしかうわさを信じるようになっていきました。その結果、金のライオンが横暴な王となり、国は荒れ果てていく…という寓話的なストーリーです。SNSのトラブルなどが起こりがちな思春期の子どもたちにぴったりの内容で、真剣に聞き入っていました。
『きみの行く道』(ドクター・スース作絵 河出書房新社 2008)
もう一冊はやさしく、これから進む道を応援してくれるようなストーリー。軽やかなBGMとともに、母たちから子どもたちにエールが贈られました。
5年生『ことばのかたち』(おーなり由子 講談社 2013)
『大名行列』(シゲリカツヒコ 小学館 2018)
『まどさんからの手紙 こどもたちへ』(まど・みちお 講談社 2014)
4年生『ガスこうじょうききいっぱつ』(シゲリカツヒコ ポプラ社 2016)
『いのちをいただく 紙しばい』(内田美智子 西日本新聞社 2011)
3年生『3びきのかわいいオオカミ』(ユージーン・トリビザス 冨山房 1994)
『ぼくがラーメンたべてるとき』(長谷川義史 教育画劇 2007)
2年生『おまえうまそうだな』(宮西達也 ポプラ社 2003)
『もりのひなまつり』(こいでやすこ 福音館書店 2000)
1年生『おばけのてんぷら』(せなけいこ ポプラ社 1976)
『おひなさまのいえ』(ねぎしれいこ 世界文化社 2013)
おはなし会で読んでもらった本は、コーナーにしてしばらく飾っておきます。その後も手に取られることが多くなり、保護者のみなさんの願いが子どもたちに伝わっているのではないかなと感じています。
(東京学芸大学附属竹早小学校 司書宮﨑伊豆美)