物語の読み聞かせ
2014-12-16 08:30 | by 小野寺(主担) |
1年生で、絵本の読み聞かせやお話(ストーリーテリング)をたっぷり楽しんだ子どもたちは、2年生になると、少しずつ物語の本にも手を伸ばし始め、自分で読む喜びも味わえるようになります。そのきっかけとなるように、2年生には絵本のほかに、こんな本も読み聞かせしています。
番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)
リチャード ウィルバー
福音館書店(1992/05/31)
値段:¥ 1,404
人間の家にあるねずみ穴にこっそり暮らすねずみ一家。4人兄弟の末っ子ねずみは「やかましやのヤカちゃん」と呼ばれています。どうしてこんな名前がついたかは、お話を聞いていればすぐにわかります。
全部通して読むと、所要時間は30分弱。子どもたちを惹きつける力のある作品。お話を聞きなれた子どもたちならば、1回で読み切ることもできますが、途中で区切り、続きは次週にという読みかたもできます。
図書の時間は週に1度ですが、子どもたちはお話の内容をよく覚えていて、「今日もヤカちゃんのつづきだ!」「ねこをペットショップに返しに行ったところからだね!」と言って、次の週も楽しみにやってきます。魅力的な挿絵も付いているので、読み終わった後には、絵を見せてあげます。
リチャード ウィルバー
福音館書店(1992/05/31)
値段:¥ 1,404
人間の家にあるねずみ穴にこっそり暮らすねずみ一家。4人兄弟の末っ子ねずみは「やかましやのヤカちゃん」と呼ばれています。どうしてこんな名前がついたかは、お話を聞いていればすぐにわかります。
全部通して読むと、所要時間は30分弱。子どもたちを惹きつける力のある作品。お話を聞きなれた子どもたちならば、1回で読み切ることもできますが、途中で区切り、続きは次週にという読みかたもできます。
図書の時間は週に1度ですが、子どもたちはお話の内容をよく覚えていて、「今日もヤカちゃんのつづきだ!」「ねこをペットショップに返しに行ったところからだね!」と言って、次の週も楽しみにやってきます。魅力的な挿絵も付いているので、読み終わった後には、絵を見せてあげます。
このほかにも…
なぞなぞのすきな女の子 (新しい日本の幼年童話 5)
松岡 享子
学習研究社(1973/02/10)
値段:¥ 972
なぞなぞが大好きな女の子の物語。ある日、女の子がなぞなぞの相手を探しに、森へ出かけていくと、オオカミに会いました。そこで女の子はこのオオカミとなぞなぞ対決をすることになるのですが…。
「ヤカちゃん」同様、子どもたちが大好きな物語のひとつ。こちらも通しで30分くらいかかるので、2週にわけて読んでいます。
同じ作者によるこちらは、読まずに紹介だけします。
エルマーのぼうけん 3冊セット (世界傑作童話シリーズ)
ルース・スタイルス・ガネット
福音館書店(1993/12/01)
値段:¥ 3,888
こちらは、幼稚園や保育園のときに読んでもらったから知っている子も多い作品。でも、まだ読んだことのない子もいるので、2年生までには紹介したい1冊です。
エルマーが冒険に出発するまでのところ、「ぼくのとうさん ねこにあう」「エルマー にげだす」まで読み聞かせすると、早く先を読みたい!という気持ちが掻き立てられるようで、さっそく借りていきます。2巻目、3巻目と続きがあることも忘れずに伝えます。
これらは、図書の時間に司書が読み聞かせしている一例です。
もし、担任の先生が教室で毎日少しずつでも読んでくれたら、
子どもたちの喜びはよりいっそう大きなものだと思います。
(東京学芸大学附属大泉小学校 司書 小野寺愛美)