雪が降ると・・・
2015-02-17 21:54 | by 井谷(主担) |
2年生3クラスに、2週連続で雪の本を読み聞かせしました。
まず1週目のはじめには、1年生の時生活科でやったという
『ふゆめがっしょうだん』(冨成 忠夫写真・長 新太著 福音館書店)をワンフレーズずつ追いかけ読み。
「ワッハッハッハ」と元気よくみんなで声を出した後で、
「これは冬の木の芽ね。動物たちは冬はどうしているのかな?」
「冬ごもり・・・」
「動物園の動物たちは・・・」と言って読み聞かせたのは、
これは、旭山動物園が冬には閉めていた頃のお話です。
まず1週目のはじめには、1年生の時生活科でやったという
『ふゆめがっしょうだん』(冨成 忠夫写真・長 新太著 福音館書店)をワンフレーズずつ追いかけ読み。
「ワッハッハッハ」と元気よくみんなで声を出した後で、
「これは冬の木の芽ね。動物たちは冬はどうしているのかな?」
「冬ごもり・・・」
「動物園の動物たちは・・・」と言って読み聞かせたのは、
これは、旭山動物園が冬には閉めていた頃のお話です。
「旭山動物園って知ってる?」(各クラス5~6人は行ったことがある。)
「どこにあるかな?」
「北海道」
「そう、寒いところだね」
『あらしのよるに』の絵を描いたあべ弘士さんが、そこで飼育員をしていた時のおはなしです。
読み聞かせの途中、〈ヨタカ〉は鳥でとか、〈ひょうてんか〉というのは・・・と説明を入れます。
外の見回りで見たことのないあしあとを見つけて、
〈まず、あしあとずかんでしらべよう〉のところでは、
「どこにあるかな?」
「北海道」
「そう、寒いところだね」
『あらしのよるに』の絵を描いたあべ弘士さんが、そこで飼育員をしていた時のおはなしです。
読み聞かせの途中、〈ヨタカ〉は鳥でとか、〈ひょうてんか〉というのは・・・と説明を入れます。
外の見回りで見たことのないあしあとを見つけて、
〈まず、あしあとずかんでしらべよう〉のところでは、
どうぶつのあしがたずかん (絵本図鑑シリーズ)
加藤 由子
岩崎書店(1989/03)
値段:¥ 1,512
を見せました。
「何だろう?何が出てくるんだろう?」と見ていると、正体が【アザラシ】とわかって、
みんな「えっ」「あ~」「そうか~」と楽しく反応。
〈でもおまえたち、どうやってプールのさくをぬけだしたんだ?〉のページで
「どうやってだと思う?」と聞くと、
「おりをやぶった」
「係の人が鍵を閉めるのを忘れた」
「外から誰かが壊した」という中で、
「雪がたくさん積もって・・・」と正解もでていました。
「最初にヒントがあったね」と、もう一度はじめのP2~P3
〈それにしても、ことしのゆきのおおいこと!きのうまたおおゆきがふった〉を読んで、
みな「そうか」と納得していました。
翌週は、はじめにこの本を読みました。
キンダーブックしぜん 平成26年1月号 ゆき
岩槻 秀明
フレーベル館
このシリーズは、写真・絵が大きくはっきりしていて、簡潔な言葉の中に発見・驚きがあるので、
読み聞かせの導入によく使います。
表紙は、雪の上に何やら動物のあしあと。
〈結晶〉のところでは『きらきら』(谷川 俊太郎文 アリス館)
〈積もってできたおもしろい形〉のところでは『おかしなゆき ふしぎなこおり』(片平 孝写真文 ポプラ社)
〈雪の中の生き物〉のところでは『ゆきのうえ ゆきのした』(ケイト・メスナー文 福音館書店)も紹介。
表紙の雪の上のあしあとは・・・裏表紙を見せると【きつね】でした。
「このあいだの雪の上のなぞのあしあとは?」
「はらあと」「アザラシの」
「そうだったね。今日は誰のあしあとかというと・・・」とこの本を読み聞かせ。
雪の上の見たこともないあしあと。
きっと、ゆうべの流れ星のあしあとだと、「もぐらくんに会いたい」願いを叶えてもらおうと、
ねずみはその後をたどっていきます。
途中で出会ったりす、うさぎ、たぬき、きつね、おおかみ、くま、いのししと一緒に。
動物たちが、毛の質感までもリアルに、しかも表情豊かに描かれていて、
みんなが首をかしげているところでは「かわいい」と声が上がっていました。
ことばも絵とあっていて、読み聞かせにぴったりの絵本です。
あしあとは、実は【もぐらくん】
流れ星を見つけたから、ねずみくんに見せたくてあちこち探していたときのあなでした。
最後の、もぐらくんが流れ星にお願いしたことばは、
ページを繰る前にみんなぴったり言い当てました。
(東京学芸大学附属小金井小学校司書 酒井 由美子)
加藤 由子
岩崎書店(1989/03)
値段:¥ 1,512
を見せました。
「何だろう?何が出てくるんだろう?」と見ていると、正体が【アザラシ】とわかって、
みんな「えっ」「あ~」「そうか~」と楽しく反応。
〈でもおまえたち、どうやってプールのさくをぬけだしたんだ?〉のページで
「どうやってだと思う?」と聞くと、
「おりをやぶった」
「係の人が鍵を閉めるのを忘れた」
「外から誰かが壊した」という中で、
「雪がたくさん積もって・・・」と正解もでていました。
「最初にヒントがあったね」と、もう一度はじめのP2~P3
〈それにしても、ことしのゆきのおおいこと!きのうまたおおゆきがふった〉を読んで、
みな「そうか」と納得していました。
翌週は、はじめにこの本を読みました。
キンダーブックしぜん 平成26年1月号 ゆき
岩槻 秀明
フレーベル館
このシリーズは、写真・絵が大きくはっきりしていて、簡潔な言葉の中に発見・驚きがあるので、
読み聞かせの導入によく使います。
表紙は、雪の上に何やら動物のあしあと。
〈結晶〉のところでは『きらきら』(谷川 俊太郎文 アリス館)
〈積もってできたおもしろい形〉のところでは『おかしなゆき ふしぎなこおり』(片平 孝写真文 ポプラ社)
〈雪の中の生き物〉のところでは『ゆきのうえ ゆきのした』(ケイト・メスナー文 福音館書店)も紹介。
表紙の雪の上のあしあとは・・・裏表紙を見せると【きつね】でした。
「このあいだの雪の上のなぞのあしあとは?」
「はらあと」「アザラシの」
「そうだったね。今日は誰のあしあとかというと・・・」とこの本を読み聞かせ。
雪の上の見たこともないあしあと。
きっと、ゆうべの流れ星のあしあとだと、「もぐらくんに会いたい」願いを叶えてもらおうと、
ねずみはその後をたどっていきます。
途中で出会ったりす、うさぎ、たぬき、きつね、おおかみ、くま、いのししと一緒に。
動物たちが、毛の質感までもリアルに、しかも表情豊かに描かれていて、
みんなが首をかしげているところでは「かわいい」と声が上がっていました。
ことばも絵とあっていて、読み聞かせにぴったりの絵本です。
あしあとは、実は【もぐらくん】
流れ星を見つけたから、ねずみくんに見せたくてあちこち探していたときのあなでした。
最後の、もぐらくんが流れ星にお願いしたことばは、
ページを繰る前にみんなぴったり言い当てました。
(東京学芸大学附属小金井小学校司書 酒井 由美子)