授業に関わる読み聞かせ

2015-09-16 17:36 | by 岡島(主担) |

 

 4年生が国語で『ひとつの花』の授業をしています。
同じ作者である今西祐行さんの
『すみれ島』偕成社を読みきかせしました。





 
 
 特攻隊の青年たちに子どもたちは手紙やすみれの花を届けます。絵は美しいですが、戦争の悲惨さ、虚しさを味わう一冊です。

本を読んだあとに

『先生のわすれられないピアノ45年目によみがえったピアノの話』矢崎 節男 ポプラ社 
 女の先生の思い出の中で生き続けてきた一台のグランドピアノと、そのピアノで『月光』の曲をひいた2人の特攻隊の青年と青い目の人形の実話です。

『春さんのスケッチブック』依田逸男 汐文社 を紹介しました。

 

6年生は                

室町時代の建築・文化の授業をしているので、

『狂言 絵本そらうで』もとしたいずみ 講談社の読み聞かせをしました。






  
 1学期に読んだ『ものぐさ太郎』御伽草子はこの時代に生まれた話をしました。

公家と武士の文化がとけあい、地方にも文化がひろまり、時代背景を学ぶ参考になるのではと6年生には、単元で勉強している絵本や物語を読むようにしています。中学の古典への出会いの橋わたしをしています。
 このとき他に『日本人のすまい』『日本の建築のかたち』彰国社『日本の家』を紹介しました。

司書として、先生のねらいを伺い、授業が拡がり、子どもたちの好奇心をかきたてるお手伝いができれば願っています。

 

(東京学芸大学附属竹早小中学校司書 岡島玲子)



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