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令和7年度がスタートしました。今年度より学校著作権ナビゲーターとして活躍中の原口直先生に、著作権アドバイザーになっていただきました。7月末には、「生成AIと著作権」をテーマに研修を企画中です。

また、当サイトは、「10代がえらぶ海外文学大賞」を一緒に盛り上げるために、活動していきます。ぜひ、全国の学校司書・司書教諭の皆様、ご協力よろしくお願いします。

 I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)

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「今月の学校図書館」は 東京学芸大学附属高等学校です。

「読書・情報リテラシー」は 学習発表会 2年生生活科で「NDCのうた」です。

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コンテンツ詳細

管理番号A0247
校種高校
教科・領域等国語
単元メディアを使い分ける
対象学年高1
活用・支援の種類事前の授業計画の相談や授業中の生徒支援
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
メディアを活用して調べる時の留意点を生徒に考えてもらうオリエンテーションをつくりたい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
資料提供ではないのですが、「高校生向けにどんな図書館オリエンテーションをしたいか」という点について、担当者(司書教諭・国語科)と司書で最初から一緒に相談をしてオリエンテーションを作りました。「単純に『本はいい、ネットはダメ』なんて言いたくないよね」「ただこちらが話すだけのオリエンテーションだと行動に結びつかないので、実際に体験してもらおう」などと意見交換をしながら単元全体を考えていきました。


提示資料
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリスト


キーワード1図書館オリエンテーション
キーワード2メディア・リテラシー
キーワード3
授業計画・指導案等150801_「メディアの使いわけ」授業資料 (1).pdf
児童・生徒の作品
授業者澤田英輔
授業者コメント まず、司書の2人と相談して授業を作ったことが、私個人にとって、率直に言ってとても楽しい経験でした。  また、つい頭だけで考えがちな生徒達も、実際に手を動かして調べていく中で、予想とちょっと違ったこともあり、他の班の発表を見てきづいたこともあって、振り返り用紙には色々な発見が書かれていました。  もちろん、実際の調査はもっと本格的なものなので、この程度は調査の「シミュレーション」にすぎないでしょうが、それでも教師がメディアの使いわけについて一方的なレクチャーをするよりはずっと効果があったと思います。
司書・司書教諭コメント 従来の図書館オリエンテーションでは、資料・情報の使い方について、通り一遍のチャンネルの提示に終始してしまう。  できるだけ実際の学習スタイルに即した形で、図書館にあるツールのさわってもらう機会を持つにはどうしたらいいか模索しているところで今回の授業のご相談をいただきましたので、タイムリーでした。  授業計画を教員とともに考えながら、図書館のツールを使う上で生徒に伝えたいことをしぼりこむプロセスで、「各メディアの特性は単純化できない」「調べる内容に応じてメディアを適切に使い分けることが大事」というようなことを確認できました。  授業中の生徒たちの様子や発表から、実際にさわってみることによって予想以上に多くの気付きがあったようで、私たちにも生徒の発表から学ぶことが多くありました。  授業後には、生徒の発表の様子や調査結果をまとめたホワイトボードの写真を、図書館内通路のモニターで紹介しました。 今回のように実際に使ってもらう形でのオリエンテーションはその後の図書館活用に向けても有効である手応えを得ました。今後の課題としては、今回のような授業時間を確保できない場合に、実のあるオリエンテーションにしていくにはどうしたらいよいか考える必要があると思っています。
情報提供校筑波大学附属駒場高等学校
事例作成日事例作成日2015.8.1 授業実施日2015.4月
事例作成者氏名澤田英輔(司書教諭)、加藤志保(学校司書)岩崎春子(学校司書)
記入者:村上

カウンタ

3106406 : 2010年9月14日より