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お知らせ

〜お知らせ〜

 今年度も、文科省事業報告会を開催します。日程は、12月14日(土)午後1時~5時 オンラインでの開催です。プログラムの詳細はこちらをご覧ください。

 申し込みはこちらからどうぞ。 

 学校図書館応援講座「八束澄子さんと、新刊と、これまでの作品全巻」の録画視聴を希望する方は、こちらからどうぞ。(視聴後、感想を共有しています。)

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント「公共図書館から学ぶ」の動画を見ることができます。)

令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。

令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム 

2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。 

「学校図書館の検索のイマ!Part1」→こちら 当日のプレゼン資料 

新着案内

「今月の学校図書館」は 神奈川県立平塚農商高等学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。

「授業と学校図書館」は、学校図書館・学校司書による授業支援を伝えるです。

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コンテンツ詳細

管理番号A0390
校種高校
教科・領域等音楽
単元 総合芸術における音楽の役割を知ろう 歌劇「カルメン」
対象学年高1
活用・支援の種類資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
歌劇カルメンを取り上げる。音楽的な側面だけでなく、ロマ文化、フラメンコ、スペイン等幅広い理解の深まる資料支援をお願いする。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
歌劇カルメンの心理的な側面を深く理解するために「魅力的な女性に翻弄される男性」を表現した文学作品等、多様な本を司書として紹介してほしい。


提示資料
『ビゼー』ひの まどか 2007 リブリオ出版 978-4-86057-333-1 762.35ヒ 今回授業で取り上げた歌劇「カルメン」は初演は失敗し、ビゼー自身は内容の過激さから当時は攻撃を受けてたなど意外なエピソードが理解できる。
『ジプシーの謎』 アンリエット・アセオ 2002 創元社 4-422-21166-8 080チ106 ロマは流浪の民として有名ではあるが、イメージが先行し、なかなか実態が把握できない。ロマの長い歴史の流れや文化がトータルに書かれており資料として生徒に適している。
『カルメン』 メリメ 2019 光文社 978-4-334-75407-5 953.6メ ちょうど昨年、光文社古典新訳文庫を入れ替えで多数購入し、授業支援としても活用に至った。音楽、文学、文化と多様な視点の資料を要求されていたので、生徒が音楽授業の側面からも文学を手に取ることができよかった。
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリストカルメン(高1 音楽 2021)東京学芸大学附属高等学校 (4).xlsx


キーワード1カルメン
キーワード2ハバネラ
キーワード3ロマ文化
授業計画・指導案等実践例 カルメン.pdf
児童・生徒の作品http://
授業者居城勝彦
授業者コメント 歌劇「カルメン」は教科書教材としても取り上げられている作品である。どこかで聴いたことがある有名な曲が多いが、アリアは声種が限定されるため鑑賞のみとすることが多かった。コロナ禍で歌唱活動が行えなかったので、キーボードで作品中の旋律を演奏してから鑑賞をした。生徒にとっては音楽的特徴(運命のモティーフの活用、ハバネラのリズムなど)を捉えやすかったようである。本実戦では作品の成立背景として、作曲者ビゼーの生い立ち、ロマン派フランスオペラの特徴、当時のフランス人たちが抱いていたスペインへの憧れ、ロマの音楽の特徴などを取り上げた。また発展的な内容として、ロマの音楽が大西洋を渡るヒトの移動とともに変容し各地の音楽として根付いていった様子を鑑賞から聴きとったり、魅力的な女性に惑わされる男性がテーマになっている文学作品を紹介したりした。いつの時代も人々は作品の中に“非日常”を求める傾向にあり、一見すると非道徳的な作品がもてはやされる傾向を生徒が感じ取る機会とした。  なお、本実践の第1次の展開は結束麻紀先生(東京学芸大学連合学校教育学研究科)の実践研究「オペラの教材性に基づいた舞台芸術の鑑賞に関する実践的研究」のために作成された指導案により実施している。
司書・司書教諭コメント 東京学芸大学連合学校教育学研究科の実践研究「オペラの教材性に基づいた舞台芸術の鑑賞に関する実践的研究」のために授業を行うとの趣旨を最初に受けた。近年、学芸大学との共同研究が本校では積極的に行われている。その際には、大学の研究と本校の授業とのすり合わせを考えなければならない。司書としては、提供資料によって高校生の学びが深くなるように意識して資料提供を心がけた。ロマの民族音楽が人々を魅了し、音楽の広がりが世界に影響を与えるなど、SNSのない時代にも人間は誤解をしながらも理解を求めていることの普遍性をも生徒は感じ取った。音楽を通して国際理解が深まる授業となった。
情報提供校東京学芸大学附属高等学校
事例作成日2021/4/23
事例作成者氏名岡田和美
記入者:岡田(主担)

カウンタ

2688140 : 2010年9月14日より